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強盗事件②

 レリリイと一緒に町に出かけるのは二度目だ。


 おじさんショップに向かうのもあったが、本来の目的は銀行である。


「少しはお父様のお仕事の手助けをしないと。侯爵家の娘としては、こういう事も覚えないとね」


 品評会まで差し迫っていて、もっとトレーニングの時間に割きたいところだが、将来を見越せばこれも必要だ。


 馬車は町中ではゆっくり進み、最も栄えた区画を抜けて、落ち着いた雰囲気の通りに出る。


 そこから直に減速して、大きな石柱が並んだ玄関の前で止まった。


「ここが王国中央銀行ジュピタル支店よ」


 今日はメイド不在。以前にメイド長と来た時には、レリリイが喋る前に話が進んでしまった為、それでは経験にならないと今回は遠慮してもらったのだ。


 馬車から降りて、銀行内に入ると、何人かの客がいて、皆、それなりに身なりは良い。まだこちらでは銀行を利用するのは、裕福な家だけのようだ。


「いらっしゃいませ」


 中年の紳士が出迎えてくれて、直にレリリイの顔を見て気付いた様子だ。


「これは、レリリイ・ジュピタル様。応接室の準備を致しますので、少々お待ち下さいませ」


「ええ。私のおじさんも一緒なのだけど、構わないかしら」


「勿論。ほほう、これは立派なおじさんですな」


「でしょ」


 明らかにお世辞だろう。


 しかし、お嬢様は上機嫌だ。


 今回の目的は、侯爵の計画したイベントの経済効果についての話を聞く事にある。


 難しい取引きの件ではないが、顔を合わせておくだけでも違うのだろう。


 紳士に案内されて、移動しようとしたその時だ。


「全員、動くな!」


 剣を抜いた男が、窓口で行員に切っ先を向けている。


 他にも数名が武装していて、銀行内が騒然とした。


「騒ぐな! 殺されてえのか!」


 いや、アンタが一番煩いんですが。


 これって、アレですよね。


 銀行強盗。


 ジュピタル侯爵領は、比較的治安が良いとは聞いていたが、日本でも起きるのだから、可能性はあった。


 強盗らの姿は、荒くれた冒険者といった感じで、顔も隠していない。確かに防犯カメラのような物はないのだろうが、堂々とし過ぎだ。


 リーダーらしい男が叫ぶ。


「全員、頭の後ろに手をやれ」


 既に何人かが捕まり、人質にされていて、誰も動けない。


 そこから一箇所に集められた。


「お嬢様……」


「うん、大丈夫、アレクが一緒だもの」


 絶対に離れないようにしよう。いざとなれば自分が盾になるのだ。


 床に座らされ、客も行員も身を寄せ合った。


 それを強盗犯のリーダーが見下ろしていく。


 子供が泣く。母親が必死で止めるが、泣き止む事はない。


 犯行グループの一人が舌打ちをして、


「うっせえぞ!」


 怒鳴ってはゴミ箱を蹴った。


 母子に近付き、剣を構え、


「一人くらい殺したって、人質は足りてるよな」


 子供を庇う母の背中に向けて振り被る。


「お止めなさい!」


 叫んで立ち上がったのはレリリイだ。


 続いてアレクも立ち、主人を守るように彼女の前に出る。


 強盗のリーダーらしき男が仲間を止め、こちらに寄ってきた。


 怖え。それが正直な気持ちであるが、令嬢を守らなくてはならない意志と立場が睨み返させる。


「こいつ、おじさんか。厄介なのがいやがる。そっちのお嬢様が飼い主だな」


「私はレリリイ・ジュピタル。そう名乗れば分かるでしょ。領民に危害を加える事は許しません」


 勇気を称えたいところだが、目を付けられた。


 気付いた。奴らは金を奪って逃走をしようとはしていない。


「こいつはいい。侯爵令嬢がいるとなれば、無理に突入してこないだろう」


 犯行グループの一人がリーダーに告げる。


「衛兵どもが集まってきました」


「なら、人質を盾に近づかせるな。要求を告げる」


 ただの銀行強盗じゃない。こいつらはテロリストだ。


 リーダーが向き直る。


「おじさんをけしかけるなよ。人質を殺す方が早い」


「貴方たちの目的は何なのです?」


「A級地下牢に捕らえられている者の解放」


「な……っ?! 分かっているのですか? アレは牝ガキ族よりも危険な存在なのですよ」


「知ってるさ。俺らは信者だからな」


 質問できる空気じゃない。だが、相当ヤバい存在が、A級地下牢なる場所に捕らえられている事は分かった。


 衛兵部隊の責任者が、呼びかけてきて、リーダーが要求を伝えると、膠着状態が続く。


 自分を警戒してか、人質は二つに別けられ、動きは封じられた。


 しかし、おじさんは最強種とは聞いていたし、ワイバーンをワンパンだったのも確かだが、本当に奴らを倒せるような力は自分にあるのか?


 自信は全くない。


「あーあ、退屈だぜ」


「まあ、そう簡単に向こうも直に解放とはいかねえだろ」


 嫌な雰囲気しかしない連中だ。


「んじゃ、ちょっくら、遊ぶか」


 テロリストの一人が近付いてくる。他の連中も嫌らしい笑いを浮かべていた。


 レリリイの手首が掴まれた。


「きゃ」


「貴様、お嬢様から――」


「おっと、動くな、おじさん」


 叫びが聞こえた。


 反対側に集められていた人質の中から、行員の男性の足が刺されている。


「アレク、我慢して」


 お嬢様に制され、アレクは座り直した。


 しかし、レリリイだけは強引に立たされ、テロリストらの側に連れていかれてしまった。


「お嬢様……」


 安心して、と言うようにレリリイがぎこちなく微笑んだが、


「へへ、流石は侯爵令嬢、可愛いね。そら!」


 ビリっとドレスが引き裂かれる。


「イヤぁ!」


 大人の男が数人で、令嬢を剥いていく。直に下着姿にされるレリリイの姿を見ていられないと人質たちはキツく瞳を閉じ、顔を背けた。


「く……、お嬢様……」


 拳に力が入る。怒りに自分を忘れそうだ。


「体付きも可愛いね。おや、これは……」


 瑞々しい肢体の腹部に、男らの視線が集まる。


「面積の少ないドスケベな下着をしているかと思えば、こいつ、淫紋なんて付けてやがる」


「おいおい、侯爵のご令嬢が淫紋なんて付けて、誰に付けられた? それとも自分でしたのか?」


 テロリストらの股間が膨らんでいた。


 興奮する連中に対して、レリリイは羞恥で泣きそうになっている。


「ひひ、淫紋なんて付けてんだ。お嬢様も好き者なんだろうよ。楽しませてやるよ」


 お嬢様が慰み者にされる。


 お嬢様が凌辱される。


 お嬢様が犯される。


 いつまで我慢しているんだ、俺は。


 俺は我慢おじさん。


 だけど――。


「お嬢様を泣かせる者には、我慢がならん」


 立ち上がる。


 全身から怒気が滲み出ていると自覚できた。


「て、てめえ……、動くなってんだろ! 動いたら人質を一人ずつ――」


 ギロっと見てやれば、そいつは尻餅をついた。


「お嬢様から離れろ、外道ども。遊びたいなら、俺が遊んでやる」


 テロリストの一人が人質を盾にしようとしたが、


「面白いじゃないか。で、どう遊ばせてくれるんだ?」


 リーダーが、言う。


「俺は反撃しない。好きなだけ、叩こうが、切ろうがしてこい」


「いいね。一度、おじさんを痛めつけたかったんだ。んじゃ、アンタが膝をつかなきゃ、お嬢様には手出ししない。それで、どうだ?」


「構わない」


 まだ泣きそうな顔のまま、レリリイが頭を横に振った。


「そんな、アレク!」


 今度はアレクが安心させるように微笑む。


 その顔に殴りかかられた。


 痛みはある。


 が、大した事はない。ここからが我慢おじさんの真骨頂だ。


「表情一つ変えねえのかよ。なら、これで」


 ロングソードが背中に切りかかってくる。


「ぐ……」


 少しだけ呻きを漏らしたが、衣服が裂かれただけだ。血が滲んでもいない。


「はは、大した忠義だな。お前ら、もっと遊んでやれ」


 正直、何処まで耐えられるか未知数だった。確かに痛みはあるが、HPを確認すれば、僅かに減っているだけ。


 ただ、お嬢様は見ていられない。


「止めて!」


 飛び出してきそうな彼女の手をテロリストの一人が掴んだ。


「おっと、アンタはここから動くな。向こうに近付かれて、可愛い顔に傷が付いたら萎えちまう。けけ……」


「ああ、アレク。アレクないなくなったら、私は……」


 お嬢様が泣いている。


 もっと余裕を見せて、安心させなければ。


「打撃や斬撃は効かねえのか? なら、これで」


 背後から炎に包まれる。


 魔法か。やっぱり異世界。魔法も使えるんだな。


「ふん! この程度」


 全員が焼かれる。熱いのは間違いなく、しかし、叫ぶ程ではない。


 服が燃え、だが、体に火傷もなかった。


「この、化物め」


 逆の立場なら全くその通りだろう。自分でも信じられない。まさにマジックのようだ。


 リーダーが手を挙げた。


「やっぱり、俺らにとって、てめえが一番の障害だって、よく分かったぜ。おい、アレを使え」


 ボール状の何かが投げて寄越される。


 熱を感じた。


 光る。


 咄嗟の行動だった。


 腹に押し付け、両手で包むようにする。


 熱と衝撃が弾け、刹那、何も考えられなかった。


 爆発物だ。どんな原理化は不明だが、直感的に火薬とはまた別種なのだと思った。


「アレクぅ!」


 お嬢様が悲痛に叫んでいる。


 一瞬、くらっとした。が、倒れる前に意識を戻し、床を踏み耐える。


「はははは、これでも生きてるのか。おいおい、サイクロプスも吹き飛ばす魔法弾だぞ」


 そんなものを使いやがって。


 体に押し付け、爆発が広がらないようにして、正解だった。


「お前ら、狂ってやがる」


「そうさ、死よりもあの方が大事なのさ。しっかし、これでも死ぬどころか、立ってやがる。なら、こいつでどうだ?」


 今度は小瓶が投げられる。


「薬?」


「そうさ、自害用の毒さ。飲めよ」


 レリリイの顔が蒼白に強張った。


「駄目ぇ! アレク、そんなの飲んじゃ――」


「うるせえぞ」


 テロリストがお嬢様の髪を乱暴に掴む。


「やめろ! お嬢様に手を出すなと言っている」


 考えては躊躇する。どうせ、余命一年だったのだ。こんなにも自分を好きでいてくれる彼女の為に。


 一気に飲んだ。


 不味い。吐きそうになったのを堪えると、胃が熔けていくような感覚から、全身に痛みが広がっていく。


「嫌……、ああ、いやぁ、アレク!」


 お嬢様が泣いている。


 泣かせたままでいいのか?


 ここで、倒れたら、お嬢様はどうなる?


 目の前が暗くなり、見えたのは自分のステータスだけ。


 愛され値=五百七十三、六百八十七、七百三十八……、八百二十五、九百六十一、九百九十七、九百九十八、九百九十九……、千。


 カッと瞳を見開いた。


 膝をつきそうなところを留まり、体を持ち上げる。


「まだだ! まだ、俺は膝をついていないぞ」


 唖然とテロリストらが見ていた。


「嘘……だろ」


 体の奥から毒が浄化されていくように感じる。


「アレク……、生きて……くれている」


 掴まれた手を振り払えないまま、レリリイが涙目で見詰め続けてくれた。


「良いものを見せてもらったぞ」


 そのテロリストの手が、令嬢から外される。


「ぐぁあああ――」


 何者かが、テロリストの手首を握り、その握力が骨を潰していた。


「行きなさい」


 レリリイが走ってくる。胸に飛び込んで、強く抱き締めてきた。


 一方で、テロリストのリーダーは叫ぶ。


「誰だ!」


 金髪を七三分けにした男がいた。青い全身タイツにブーメランパンツの姿で、目元を仮面で隠している。


「正義おじさん、キャプテンアンクル。悪党、成敗!」


 キャプテンアンクルが、そのまま握っていたテロリストを床に叩き付けた。


「てめえ、人質がどうなっても――」


 風を切る音が聞こえ、倒れていくテロリストたち。


 鞭を自在に操りながら、カウンターに立つ少女。


「貴方の部下は全て、このレディプリンセスが無力化しました。さあ、観念しなさい!」


 ふわっと豊かに横に広がる髪をして、黒革のワンピースに、やはり目元を仮面で隠していた。


 残るはリーダーのみ。


 もう人質もとれない。ならば、結果は決まっていた。


 ――――


 謎のヒーロー、ヒロインがテロリストたちを縛り上げていく間、腰を下ろしたアレクにレリリイが寄りそう。


「酷い姿……」


「ええ、お互いに、ですね」


 ようやく、お嬢様から笑みが見えた。


「あのね、私には大して魔力がなかった。だから、おじさんトレーナーの学校でも落ちこぼれで、何度も挫折しそうになったの。それでも、どうしてもおじさんが大好きで、諦める事ができなかった」


「そうだったんですね」


「うん。だから、賭けたの。淫紋に。淫紋を刻めば、魔力が上がるって、おじさんたちが言う都市伝説みたいなものだったけど、藁にも縋る想いで、ね。おじさんが召喚される確率はそれでもとても低くて、アレクが現われた時の感激は……」


 腕にぎゅっとしがみ付いてくるレリリイ。


「魔力の強い子は、複数のおじさんを召喚できたりする。でも、私は一人がやっと。けど、アレクは私にとって、最高のおじさんなの。そして、最初で最後のおじさん。だから、もう、無茶はしないで」


 また、泣かせてしまいそうだ。


 もう泣かせないように強くなりたい。


 それが愛情に応える事になるように思えた。


「レリリイ嬢、これを」


 レディプリンセスが近付いてきて、ドレスを渡してくる。カジュアルだが、仕立てのいい物だった。


「これは……」


「その姿では、外に出られないでしょ。さて、もう、衛兵たちが来るわ。じゃあね」


「はい。ありがとうございました」


「ふふ、よいおじさんを持ったわね」


 去っていくレディプリンセスとキャプテンアンクル。


 その後ろ姿に、アレクも頭を下げた。


 ――――


 着替えたスケブロウに対して、ミュウサリアは黒革のワンピース姿のままだ。目元の仮面は外している。付けたままでは怪しいからだ。


「この姿、目立つ……」


「宿まで、着替えはありませんよ」


「うう。仕方ないでしょ。着ていたドレスはレリリイに渡しちゃったし」


 強盗事件を知り、変身。


 銀行内に潜り込む事は直ぐにできたが、人質をどうするかが問題だった。


 侯爵令嬢のおじさんが、テロリストどもの意識を向けさせてくれたから、制圧できたのだが、


「見ましたか、姫」


「愛され値が千を超えると、奇跡が起きる。あの伝承は本当だったのね」


 如何に最強種と呼ばれるおじさんでも猛毒を完全に無効化する事など不可能。


「私の愛され値は、四百七十一です」


「いいでしょ、二百を超えているんだから。もっと愛されたかったら、陽光屋のシュークリームを買いなさい」


「カロリーを気にされていたのでは?」


「シュークリームの皮はカロリーを消してくれるのよ」


 やれやれ、とスケブロウが首を横に振る。


 この位のやりとりができる関係が丁度いい。


 ベタベタとくっついて、甘い雰囲気を発する必要もない。


「いました!」


 声に振り返ると、レリリイと彼女のおじさんがいて、こちらに向かって駆けてきた。


 そして、


「先程はありがとうございました。姫殿下」


 と頭を下げてきた。


「ああ、いいの、いいの……。じゃなくて!」


 今は仮面を外している。それに、レリリイは自分の事を姫殿下と呼んだ。


 どうして、バレた?


 レリリイのおじさんが言う。


「駄目ですよ、お嬢様。ここは、気付かなかった振りをしなくては」


「そうなの?」


「ほら、仮面をしていたでしょ。身バレしないようにしています、ってアピールなんですから」


「えっ、でも、直ぐに姫殿下だって、会った事がある者なら分かると思うの」


「だから、謎のヒーロー相手に、直ぐに分かったら駄目なんです。そういうお約束なんですから」


 何だろう、めっちゃ恥ずかしい。


 ジュピタル侯爵令嬢レリリイとは、何度か会った事がある。良くも悪くも彼女は純粋だ。


「じゃあ、ドレスに姫殿下の名前が書いてあっても、気付かないようにしないといけなかったのね」


 やめて。今のはクリティカルヒットだから。


 ぷっと後ろでスケブロウが笑いを堪えていた。


「あら、そちらのおじさん、ズラが曲がってましてよ」


 こちらも笑いを堪える。


 スケブロウは無言のまま、そっと直した。


「で、レリリイは、どうして追いかけてきたの?」


「このような場所で姫殿下をお見かけして、そのままお帰り頂く訳にはいきません」


 確かにそうなるか。


 で、王族を見付けた貴族は、歓待の席を設けて、過剰に接待してくる。


 しかし、だ。


 銀行からお金を引き出しそびれ、同年代のレリリイは付き合いやすく、肩に力を入れなくてもすむ。


 それに、彼女とおじさんの様子も気になる。どうしたら、愛され値千オーバーなんて事になるのか。


「レリリイは確か、おじさんトレーナーを目指しているのよね」


「はい、今年免許を取れました」


「なら、今度の品評会も出るの?」


「ええ、エントリーしました」


 丁度いい。


「お世話になるわ」


 侯爵令嬢の手を握る。


 滞在先にされた事にまだ気付かずに、キョトンとするレリリイが可愛かった。

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