第3話 ゲームの操作方法と仕様
このゲームの操作方法は、左手親指でLL・左手人差指でL1ボタン・左手中指でL2ボタン・右手親指でRLかEWSNの4ボタン・右手人差指でR1ボタン・右手中指でR2ボタンを操作。コントローラーを傾けたり回したり上下や左右に振ったり前後に押し引き等をしながら攻撃ボタンを押す事で、通常とは違うモーションの攻撃もできる。複数のボタンの同時押し等をするとさらに多彩な行動を行える。
操作
歩 LL 大きく倒す程速く歩く
ジャンプ L1 しゃがみ中か歩行中に使うとL1を押した時に進んでいた方向に、L1を押した時に進んでいた速度で、通常の1.25倍の高さのハイジャンプができ、走っている最中に使うとL1を押した時に進んでいた方向に、L1を押した時に進んでいた速度で、通常の1.5倍の高さのスーパージャンプができる。
しゃがみ L2(押したまま。しゃがみ状態でも歩行可能だが移動速度が半減)
ガード R1(押したまま。歩行中やしゃがみ中やしゃがみ歩行中も使えるが移動速度が2/3)
走る R2(押したまま。走っているときは敵のいる方向を向く仕様が解除され、3種類のカメラの視点動作の旋回とスライドとズームのうち旋回が行われない仕様になる。走っている最中でもガード可能だが、その場合は向いている方向側からくる攻撃しか防げず、走る速度は2/3)
倒れる L2+R2 倒れている状態の時は敵が当てられない攻撃が多く、ガードしたりEWSNorRLで攻撃したりコントローラーの傾きで攻撃する方向を変えたり出来る。R2を押したままの状態なら、でんぐり返しのような前転後転や、左右に寝返りをする様な動きで移動したり出来る。
右腕を使う攻撃 RL↑orN
左腕 〃 RL←orW
右脚 〃 RL→orE
左脚 〃 RL↓orS
両腕 〃 RL↖orN+W
両脚 〃 RL↘orE+S
右回避 RL↗orE+N 敵のいる方向より右に90度の方向に低く速いジャンプをして攻撃を回避
左回避 RL↙orW+S 敵のいる方向より左に90度の方向に低く速いジャンプをして攻撃を回避
必殺技は2D格闘ゲームみたいなコマンド入力で、例えば↓↘→のLL操作が必要な技は、
同方向同度ずれ ↘→↗ →↗↑ ↗↑↖ ↑↖← ↖←↙ ←↙↓ ↙↓↘
左右反転 ↓↙←
上下反転 ↑↗→
右上左下反転 →↘↓
左上右下反転 ←↖↑
等でも発動する
ラウンド開始時のゲーム画面にはこのような映像が表示されている。
画面の中央付近にある青色はプレーヤー1、赤色はプレーヤー2。画面の上部に表示されるのはHPゲージとEPゲージと今ラウンドの残り時間で、左側がプレーヤー1、右側がプレーヤー2のもの。HPは耐久力を示す値でラウンド開始時は255あり、攻撃を受けるとHPが減り、HPが0になってから攻撃を受けるか、必殺技を受けてHPが0になるとKOとなる。HPが85以下で超必殺技が使える。
攻撃で受けたダメージ量はキャラクターの影付近に数字になって現れる。EPは持久力を示す値で第1ラウンド開始時に255あり、歩行以外の行動をしたり攻撃を受けたりすると減り、85以下のレッドゾーンに入ると、
攻撃をガードせずに受けると気絶する
移動速度とジャンプの高さが15%減
EPが0になると、
ガードしても気絶する
移動速度とジャンプの高さが30%減
EP169以下で入力を行わない状態のときにEPが回復していくが、EPは170までしか回復せず、HP現在値が169以下になるとHP現在値と同値までしか回復しない。2ラウンド先取制の場合は、第2ラウンド以降は前ラウンド終了時のEPが171以上の場合は前ラウンド終了時のEP、EP170以下の場合はEP170でラウンド開始となる。EP減少量は以下のように設定されている。
ダメージ 受けたダメージと同量
EWSNによる通常攻撃・右回避・左回避 1
ジャンプ 2
しゃがみ 1
しゃがみ解除 1
ガード 1
ガード解除 1
走る 8コマあたり1(1コマが1/60秒)
必殺技の使用 16
超必殺技の使用 64
立/しゃがみ→倒 1(この動きをするにはL2+R2)
倒時の移動 8コマあたり1(この動きをするには倒時にR2を押したまま)
倒→立 1(この動きをするにはL1)
EP回復速度は
立ったまま何もしない 12コマあたり1
しゃがんだまま何もしない 16コマあたり1
ガードしたまま何もしない 12コマあたり1
しゃがみガードしたまま何もしない16コマあたり1
倒れたまま何もしない 8コマあたり1
ステージ下側の数字とアルファベットは、対戦の反省点等を書く時や、対戦時に自分や対戦者がキャラクターをどのように動かしたか書きやすくするために使われているが、コントローラーに特殊なワイヤレスヘッドホンの発信機を付けると、移動に合わせて1~8・A~Hの座標の境界線を超えると、座標ごとに設定されている2つの音階の音が鳴り、さらにキャラクター間の距離によって、キャラクターから出る声や音の大きさが変化するようにされている。
実はこのゲームの開発者の1人が骨董品の鑑定番組を見ていた時に、目の見えない人でも遊べるようにするシステムを閃き、昨年の秋に行われたアップデートでこのシステムが追加された。このゲームのSTAGE:0の女子個人戦広島県予選で私は準決勝で目の見えない選手に負けている。
第4話へ続く