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終いの買取屋へようこそ!

作者:クレアンの物書き
アレクドリア王都内…

その路地の一角…

特に目立った建物がない路地の奥に…一軒の店がある。

木造建築の古風な作り…

悪くはない作りなのだが、残念な事に…

立地条件と雰囲気のせいで人気が出るかと言われればそこまでなお店…

ただ、そのお店には…とんでもない秘密があった。

これは、“思い”を感じることができる青年と“思い”を食べる美女の物語…


「やぁ、終いの買取屋へようこそ」

「…ほれ、さっさと貴様の思い出の品を出さぬか!」

「いやいや……落ち着こうね…お客さん怖がっちゃうから…」
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