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転移者なら無双したい!  作者: アルハル
2/2

転生?

私、「荒牧優菜」は転生したみたい!

どうして転生したかって?知りたい?

知りたいよね?まぁ私も知らないんですけどね☆

コホン

話を戻そう、えーと何故転生したんだっけって話だよね

昨日はいつもと同じように学校に行き夕方には家に帰り、晩御飯を食べ

お風呂に入り、猫耳キャラ絵を見ながら眠りについた

あれ?転生するような場面なくね?

もしかして寝てる時毒盛られた?

んなわけないよね

まぁいずれ分るよね

とりあえず今は状況確認状況確認

周りを見渡してみる

東京ドーム一個分くらいの広さの草原が広がっている

少し歩いていると一人の少女が声をかけてきた

「なにかお困りですか?」

「え?あ、はい!少し迷っちゃって」

「ま、迷ったんですか?この草原で」

「は、はい」

「あはは」

「え?」

「いえ、ここで、迷う人なんてあまりいないので、つい」

え?この馬鹿みたいに広い草原で迷う人が少ない?方向感覚優れすぎでしょ

「そうなんですか、実は私気が付いたらこの草原の真ん中に居て」

「あぁ、迷い者だったのね」

まよいもの?

「まよいものって?」

「迷い者はここからとても遠い場所にある罠によってこの国に飛ばされた人のことよ」

罠?私は転生だからその罠とは関係なさそうだけど、にしても

とりあえず聞いておこう

「罠?」

「えぇ、言っても約200年前に使われてたものだけどね」

二百年前⁈これは魔王とか勇者とかが戦ってたとかって言う世界だったりする⁈

「す、すごい昔に使われてたんですね、でもなんでそんなに昔の罠が今使われてるんですか?」

「使われてるってわけじゃないんですよ」

「使われていない?」

そう聞くと少女はうなずいた

「えぇ、あなたが踏んだ罠は昔仕掛けたまま撤去されてない罠よ」

罠を撤去しないっておかしくない?

なんか裏がありそうだけどまぁどうでもいいや

「教えてくれてありがとう!もう一つ聞きたいことがあるんだけど」

「なに?」

「私これからどうしたらいいの?」

「・・・」

「・・・」

少しの沈黙の後少女はニコッと笑い

こう言った

「わたしの家に来ない?」

「え?」

え?どうして?どこの誰かもわからない私をどうして家に招き入れるの?

わからない、もしかしたら何かの実験動物として利用されるかもしれない。

そう考えると背筋が凍った

それを見て不思議に思ったのか少女は尋ねる

「どうしておびえているの?」

メンタルには自信があった私だが

さすがにこれは効く

なにせ急に異世界に転生して急に家に招き入れる優しな少女が現れた。

そんなうまい話しがあるはずない

そう考えてしまってもおかしくない

私はパニックになりその場に倒れこんだ

「・・ぇ!・・・んぇ・・ねぇ!」

少女に揺さぶられて意識が戻った

「あれ、私どうして倒れて・・」

そう言うと少女は何故か怯えるように叫んだ

「ひぃい!」

え?どうして叫ぶんだ?どうして泣いているんだ?

あれ?そういや片目が見えないぞ?

そう気づいたころにはもう左目は取れていた

そうして私はまた意識を失った

「ねぇあなた、どうする?この子」

「お母さま!嫌よ!私と同じくらいの年の子なのよ⁈」

さっきの少女とその家族との会話が聞こえる

「といってもなマリア、こんな不気味な子・・・」

「お父様・・・」

不気味?そうか、たしか左目が取れているんだっけか

「にしてもこの子なかなか目が覚めないわね」

「まさか死んじゃった・・・?」

そういや意識が戻った時から声がでない、あ、ああ、ああああああ

「ああああ」

「「?!」」

声が出た瞬間少女とその家族は私から瞬時に離れた

「えーと、怖がらないでください、私は人間です」

人間です・・ってなんだよ、そりゃそうだろ・・・自分で言ってて意味わからん

「・・・」

「あなた!目が覚めたのね!」

そう大声で叫びながら少女が近づいてきた。

「私はマリア!さっきは大丈夫?」

「う、うん、私は大丈夫だよ」

「マリア!近づいちゃダメよ!」

マリアの母親はそう叫びながら私と

マリアを引きはがした

「お前は一体何者なんだ!」

マリアを守るよう態勢で父親が言う

「私は優菜です、魔族ではありませんので安心してください」

私がそう言うとマリアが便乗するように訴えかける

「そうよ!優菜は迷い者よ!」

実際は迷い者じゃないから少し心が痛むなぁ

「迷い者?そんな昔の罠が残っているはずがないだろう!」

?マリアの説明を聞く限りでは頻繁にいるように思えたがそうでもないのか?

「で、でも」

「でもじゃない!」

話が一向に進まない

「助けてくれてありがとうマリア、お父様もお母様もお屋敷で治療して頂きありがとうございました」

そう言って私は家を出た

家の中では「待って!」と叫ぶマリアの声が聞こえるが今また家に入るとややこしくなる、そう思いゆっくり目の前にある街に向かって歩き出した

ミルクの味のことに関して話に出てきましたが実はあれ私自ら飲んで書いたんです。

まぁだいぶ昔のことですけどね

今回は無双確定か?!というところで嫌な終わり方知ましたね

次の話では解決するといいのですが。。。

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