表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

5/24

★3R》動き出す

結界の城(シェルズ城)で王と王女と側近の者が話をしていた。

 ここは、この大陸の南西の端に位置する火山地帯。この付近の高台には、結界で隠された城がある。


 だがこの結界と城に関して、知っている者はごくわずかだ。


 そうこの城は二百年前、この世界に召喚された異世界の者たちにより結界が張られたからである。


 そして、この城の正式名はシェルズ城という。



 ここは結界の城(シェルズ城)。この城の王と王女と側近の者が、王の書斎にて話をしていた。



「アルフレッド様。準備のほうはとどこおりなく、着々と進んでおります」



 この小柄な男は、ニック・ソルト。元はホワイトガーデンの貴族の生まれだ。


 本来この結界の城は、誰も出入りすることが出来ない。


 ある日ニックは、母方のオパール家の屋敷を訪れた時。偶然にも、倉庫に封印されていた書物を発見した。


 それがどうしても気になり、誰にもナイショで書物の封印を解いてしまう。そして記載されていた文章を読み、この結界の城のことを知る。


 結界の城に興味を持ったニックは、どうにかしてこの結界の中に入れないかと考えその方法を見つけた。


 そして、その方法が成功し結界の中に入る。すると、書物に記載されていた通り、城があり人々が住んでいた。


 だがニックは侵入に成功するも、城の者たちに外部の者であることがバレる。そして捕まってしまった。


 ニックは先代の王の命により、処刑されそうになる。だがアルフレッドは、ニックが外部の者であったことから助けた。


 だが、なぜ助けたのか。それはアルフレッドが、外のことに関して興味を持っていた。そのため、いろいろと知りたかったからだ。


 そしてアルフレッドは、自分が監視するからと頼みニックを解放してもらった。


 それからというもの、ニックはアルフレッドの忠実な側近として仕えている。



「そうか。ニック、ご苦労だった。これでいよいよ、異世界の者を召喚することができる」



 アルフレッド・シェルズ、この国の王である。金色の短めの髪で神秘的な目をしており体格がいい。



「御兄様……。本当に、この計画を実行に移すのですか?」


 リリアス・シェルズ、この国の王女でアルフレッドの妹である。桜色の髪で白まじりのグラデーションカラー。細身で肌が透きとおるように白い。


「リリアス。おまえが心配することではない。それに、これは祖先たちの念願でもあるのだからな」


 そう言うとアルフレッドは、窓のほうに視線を向け外を見た。


「では、そろそろあのニ人の所に行き、召喚の手はずを整えて参ります」


 そう言いニックは、アルフレッドとリリアスに一礼をし部屋をでる。


 それを確認するとアルフレッドとリリアスは、今後のことを話し始めた。

読んでくれてありがとうございますヽ(^o^)


『本当にこれで良かったのでしょうか?……誰かお兄様を止めてくれる救世主様はいないのでしょうか?』…by,リリアス


『ん〜どうなのかな?……まあ展開にもよるので、今はなんとも言えません(*;ω人)ゴメンネ...』…by,作者


と、いう事で……∩^ω^∩


では、次話もよろしくお願いします(*^ω^*)

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ