☆10R》それぞれの思考
グロウディスは辺境の地をみて歩いていた。
そしてタツキは森へと入っていく。
ここは辺境の地にある、ヒスイ村から東に位置する荒地。
あれからグロウディスは、タツキから許可証を手に入れたと連絡を受ける。
その後グロウディスは急ぐ必要がなくなり、辺境の地を見て歩くことにした。
(前から思っていたが。何でこんなにも、土地が荒れている?
各国の意見が合わず管理することが困難だたとしても、ここまで荒れ放題にしておくのは流石におかしい。
やはりタツキが言ってたように、ここを荒地にしておく理由があるというのか?)
グロウディスは、そう思考を巡らせながら歩いていた。
場所は移り、ここは辺境の地の西側。
タツキはグロウディスに連絡をした後、西に向かい森の中へと入っていく。
森の中に入ると、怪鳥、魔獣、獣、鳥、虫などの声やさえずりが聞こえてくる。
するとタツキは立ちどまり、辺りを見渡す。
(やっと、ここまで来たか。だが、この荒れてる様子を見る限り。まだこの辺りは、グレイルーズじゃない。って事は……。あ~まだ歩かないとならねぇのかよぉ~)
タツキはそう思いながら頭を抱えると、ハァ~と息をもらした。
(そういえば200年前に召喚された時も、散々森の中をさまよったなぁ。
だがあの時は、アイツがいたからなんとかなった。でも今、俺は一人だ。ってか、多分この辺りはみんなと通ったはずだから大丈夫だとおもう。
ただこの荒れようじゃ、どっちに進んだらいいか分からねぇ)
タツキはそう思い考えながら周囲を見まわす。
(まぁ森の中を歩いてれば、いつかはグレイルーズに着くだろう)
そしてタツキはグレイルーズへと向かい歩きだした。
読んでくれてありがとうございますヽ(^o^)
『グロウディス。これから、どうするつもりだ?』…by,タツキ
『そうだな。急ぐ必要がなくなったし。その辺みて歩いたら、オパールに向かう。それよりタツキ。お前一人で大丈夫なのか?』…by,グロウディス
『ん?ああ。なんとか大丈夫だとおもう。ただ心配なのは……。この森、荒れすぎてて、どこも同じようにみえる』…by,タツキ
『まさか、タツキ!お前、迷子になってるわけじゃないよな!』…by,グロウディス
『いや、今はまだ迷ってない』…by,タツキ
『おい!今は、って。まさかこの後、わざと迷うわけじゃないだろうな?』…by,グロウディス
『流石に、わざと迷うわけないだろ。ただ、この作者のことだから、俺に何かやらせようとしてる気がする』…by,タツキ
『なるほどな。確かに、それはありそうだ』…by,グロウディス
『Σ(゜Д゜ノ)ノ……(;-ω-)a゛タツキに勘づかれたし。さて、どうしようかなぁ』…by,作者
『Σ( ̄□ ̄;)!!……』…by,タツキ
と、いう事で……∩^ω^∩
では、次話もよろしくお願いします(*^▽^*)






