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リレー小説企画11

作者: 黒川永宗

まず、企画に参加させていただきありがとうございます。

次に投稿遅れてしまいすみませんでした。

さらに文も下手ですがご了承のほど

よろしくお願いします。


⭐️ ⭐️

彼女はその事故が起こる前のことを話し始めた。

私達が当時住んでたのは、

『ここ 、宮崎市だよね』

で、旅行に行ったのは

『群馬県、春休みに私達の母親2人が

家族連れて帰省といちご狩りをしに行ったの。』

そういえば、母親がいちご用の大きな袋を

持っていた気が

する。

『確かにそんな感じだった気もする。』


それに構わず、彼女は

『羽田空港経由で行き帰りをするつもり見たいだった。』

と言い終わると、関が溢れたように

涙を浮かべている。

次に優奈は

俺たちの関係について語り始めた。

同じ宮崎の大学を卒業した母親2人は

『大学時代シェアハウスを

していたらしくとても仲がいい。

そんな二人だから、家が

お互いに近くに会った方が

いいのではないかと思い、

子供同士にも仲良くさせていた。』


そうして、次第に仲良くなった

子供2人は

『大人を置いていって二人きりで

遊ぶことも増えていた。


その頃から、花園神社や、

近くの公園の何処かで

鬼ごっこをしていた。


そんな小さい頃に約束した事があるの。』

と言いました。


そして一息付けて優奈は言いました。


『優奈、僕と将来、結婚してください。』

そう言われたと告白されました。


『うん、私も君と結婚したいです。

ありがとう。』

とそう私は返事をしてしまったと。


『私は君も知っている通り

死んでいる。

人間としても

これからはきっと

幽霊としての存在

さえも死んでしまう。

だから、清春に私を

いや私の未練を全部

無くして欲しいの。』


その言葉に僕は『うん』としか

言えないまま

ずっとこのまま

ここにとどまって

ずっと彼女を離さずに

抱きしめ続けて

いたくなった。


⭐️ ⭐️

絶対に未練なんか

この世に残させる

もんかとしばらく

してから思い、残りの「いのち」

を謳歌できるように

彼女にどんな未練があるかを、

聞いてみた。


そうすると、彼女は一つ目、

『映画を人間の女の子の誰かと

一緒に観に行きなさい。


時間制限は5日間以内

時間は十分に余裕をもって

行動しなさい。』

とどこかお説教的な

要素を含めて、未練を

私に語った。

俺はあの事故以来、

優奈以外の女の子と

特別仲良くしていると

いうことはないため、

相手の選出に困った。


そんな俺の心中を

知ってか否か

優奈は

『これ叶えてくれたら

あの事故の真実と

自分達の父親も

もっと詳しく話してあげるよ。』

と言った。


自分達の父親の事については

『何も言ってないじゃないか

と問い詰めようとすると、

『母親達の仲の良さを

公認しているって

2家族揃って帰省している

時点で察せないから、

鈍感って言われるんだよ。」

と言われて、2人共

その場を去った。








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