第6話 骨バラバラし、ウォリアーに。
二度目の段階を通し、おそらく地下三階である洞窟型迷宮の広場を見た。
二階目で戦闘を熟して今なら5体までスケルトンを同時に対応することができる。
3階目だからか、広場には9体のスケルトンが立っている。そしてその中にはおそらく上位種である。魔物の勘としても少し格上だとわかった。
それでも倒さなければ前には進めない。
広場の壁に身を隠れながら、忍び足でその上位種に近づく。スケルトンの棒を力尽くして振り下ろした。
そして呆気なくにそのスケルトンの上位種がバラバラになった。油断せずに頭に向けて棒を振り下ろした。音に気づき、俺の方に向かってくるスケルトンたちを先程の上位種から拝借された鉄剣でスケルトンを切り飛ばそうとしたが、威力は棒より劣ったので、また棒に代わりスケルトンをバラバラにした。
やがて数分がたち、戦闘が終わった途端に体に一段と力が漲る。ステータスを見ると、レベルが満タンになったようだ。
【ステータスオープン(自己表示)】
名前:なし
種族:ゴブリンファイター
レベル:20/20【進化可能】
HP 63
MP 29
ランク:G+
必要経験値:/
スキル:暗視、逃走、回避II、棒術IV、忍び足II、剣術I
筋力:F
防御力:G+
魔力:G+
体力:F-
瞬発力:F-
知力:G+
今度はリストなしで行こうではないか。
ふと強い目眩がして、ぐっと耐える。
目眩から覚まして、一段と強くなった気がした。
【ステータスオープン(自己表示)】
名前:なし
種族:ゴブリンウォリアー
レベル:1/25
HP 65
MP 30
ランク:F
必要経験値:30
スキル:暗視、逃走、回避II、棒術IV、忍び足II、剣術I、戦闘の心得I
筋力:F+
防御力:F
魔力:F
体力:F-
瞬発力:F
知力:F
拝借された剣をこのまま持っていき、そして一番太い棒を選んで拝借する。魔石を漁って食べずに次のスケルトンを探しに行く。
エンカウントしたスケルトンの群れを次々とばらばらにした。
こんなふうにこの3階層の敵を撃破し、剣持ちのスケルトンをも圧倒できようになった。四階へ降りる階層まで行くとBB玉より若干大きめの魔石を250で小石サイズの魔石を 35個ぐらい集めた。
魔石をどうやってしまうかというと、途中でポケットベルトをつけていたスケルトンがいたので、スケルトンをばらばらにして、もらってきたのだ。
そして、つけたポケットベルトに魔石を入れて収納している。