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スケルトン狩りから始まる魔物ライフ  作者: ぷらまいさん
奈落の迷宮
4/41

第2話 魔石、経験値になる

自爆し、バラバラになったスケルトンを眺めて、力が体中に満ちていた。

もう一度、自分のステータスを眺めようではないか。


【ステータスオープン(自己表示)】

名前:なし

種族:ゴブリン

レベル:2/10

HP:11

MP:5

ランク:G-

必要経験値:15

スキル:暗視、逃走

筋力:G-

防御力:G-

魔力:G-

体力:G-

瞬発力:G-

知力:G-



不名誉なスキルを覚えてしまったが、生きるために必要なスキルであるに間違いない。

地面にバラバラになった骨をもう一度見直していた。ファンタジーの小説だと必ず落とすであろう魔石らしきものを漁って、BB玉大の魔石らしきものを見つけた。

眺めていると、なんかうまそうだったから思わずにそれを口にした。

スケルトンが自爆したときのように体に力が湧いてきた。


もう一度ステータスを見て俺は確信した。

魔石はモンスターにとって経験値であると。



【ステータスオープン(自己表示)】

名前:なし

種族:ゴブリン

レベル:3/10

HP:12

MP:5

ランク:G-

必要経験値:30

スキル:暗視、逃走

筋力:G-

防御力:G-

魔力:G-

体力:G-

瞬発力:G-

知力:G-


スケルトンの遺物である棒に手を伸ばし、握りしめる。

先程まで取る気がサラサラない棒だったが、今は難なくそれを振り回した。


三レベルなのに、力が前より3倍増しであると感じた。

もっと強くなりたい。

逃げ回ることはもう嫌だ。

何か思い出せそうで思い出せずにいた。

ゴブリンに転生して、前世の記憶があやふやになった。


しかし今の俺にとってはどうでもいいことである。

さらなるスケルトンを探し、俺は洞窟を歩き出した。



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