第18話 スキル【鬼神の系譜】
《スキル【鑑定I】を覚えますか?》
コレは異世界で勇者サマ丿持ツ3大人気スキル【鑑定】ノ1ツジャアリマセンカ?
いかん、危うく気がおかしくなってしまうところだった。
これさえあれば、もう何かに名づける必要がなくなったから、興奮のあまりおかしくなったのかもしれない。
おっと、話が逸れてしまったようだ。
思考をスキルのところまで持っていき、同意することでスキルを覚えた。
すぐさまにスクロールは光となって体に吸い込まれた。これで【鑑定】が使えるのだろうか?
さっそく【鑑定】でほかの2本のスクロールに向かって発動した。
『スキル【鬼神の系譜】のスクロール(レア度8)』
『スキル【眷属支配】のスクロール(レア度9)』
鬼神の系譜は、なんのスキルだろうな……意味わからん。眷属支配は何かを眷属として支配できる的なスキルかなにか?
これ以上鑑定しても何も出ないので、取り敢えずスクロールを使うことにする。
《スキル【鬼神の系譜】のスクロールを使いますか?》
《スキル【眷属化】のスクロールを使いますか?》
あっれ、なんか先ほどと違くね?
まぁ、使いますけど。
二本のスクロールが同時に体に吸い込まれた途端、頭にはかつてないほどの激痛に見舞われた。
それと同時にインプットされた【鬼神の系譜】に関する膨大の情報と、スキル【眷属化】によるメリットとデメリット、そして使い方について。
一気にやってくる量は半端なく、ゴブリンごときにはきつ過ぎるもので、2度目の失神を味わったのであった。
気が付けば、またこんなところで気を失ってしまったのか、と反省していた。
過ぎたものはしょうがないので、【鬼神の系譜】についてインプットされた情報をまとめて、わかりやすくするために考えた。
【鬼神の系譜】は簡単に言うと、鬼神と呼ばれた魔物の進化図だった。
ゴブリンも【鬼神の系譜】に名を連ねているようだ。一番下にゴブリンと書かれている。
そして、どの進化にはどのよう必要な条件も表示されていた。
人族よりというより亜人族として進化すれば鬼人族という。
『単純で騙されやすく、その際野腹いせに人族の街で暴れて復讐をする。』ッ怖いわ
『しかし、暴れた人事損害は意外と低く、死人はおろか傷をする人すらいないといわれているが、それ以外の損害は高く、建物の立て直しなど白金貨の数枚はかかる』
『多くの街には入街禁止とされる。
☆鬼神ヒント☆
街に入るには冒険者組合に加入することは最低限とされる。』
ツッコミどころ多いわ。
なんだよ鬼神ヒントって。
ってか。これは人族の目線じゃないか。
そして鬼人に進化する条件はスキル【手加減】の取得と鬼に進化することか。
今のうちにできるだけ進化のルートを広げよう。




