表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

神様のくれた恋

作者: とい
掲載日:2018/01/16

私・高野 ユウは同級生で同じクラスの有野 すぐるが好きだ。

誰にも言えない。恥ずかしくなってしまう。冷やかされてしまう。すぐるに、私の気持ちがバレちゃう…。


そんなこんなで、四年もの時が過ぎた。


突然だが、私は偶数が大好きだ。偶数の学年になると、必ずすぐると同じクラスになれるから。




「ねぇ、すぐるってさ、レナちゃんが好きらしいよ!」

私の親友・ミキがいう。

えっ…!まぁ、なっとくもいく。毎年ミスコンでは、一位をかっさらう。

男子いわく、レナちゃんはキャビアで私達はカラスの卵だそうだ。

「そ…そうなんだ…?」

「うん!まぁ、すぐるも、ヤンチャしてるけど顔は良いしお似合いかもねー」

「ね!」



私は席に座ってラクガキしているすぐるに、偽りの笑顔で笑いかけて言う。

「ちょっとー!すぐるってば、レナちゃんが好きなんだって?

頑張れー。レナちゃん、人気だからねー」


…すぐる。好き…。


「あ?なに言ってんの。レナなんてタイプじゃねーけど」

「えっ?違うの?」

うそ…やった…!思わず、顔に出てしまう…。

「じゃあ、好きな人がいるのって本当?」

「なんで、女子そーいうの好きなの?冷やかしてーの?」

「もう、いーじゃんっ」

「あーもう。そーだよ、それは本当だけど」



「だ…だれっ?」

き、気になる…。すぐるの迷惑になんのは分かってるけど…。

「……やだ。」

「なんで?教えてよ!」

「……まぁ、ユウになら教えてもいいけど」




…好きな人には普通教えないよね?なら…私じゃない…。

すぐるは、私の耳に

「オレのすきなひとは──」

心臓の音で…よく聞こえそうにない。

脈がうっている。

私の耳とすぐるの口が、触れた。

「こちらこそ、よろしく」



は、はいっ?

「え?」

「え?ってお前、『すぐる…好き』って言ったじゃん」

「いつっ?」

「レナがどーのこーのの時」

「声でてた?!」

「うん」

「で、でも聞こえてなかったじゃん。ミキには」



「…そ、そりゃあ…。す、好きなやつの声なんて、わかるだろ…!

見てるし…ぜ、全部…。き、キス…したいなーとか考えてて…

そしたらユウが、すぐる好きって…」

「なんか照れる」

「…ま、ともかく…オレと付き合って」

「…はいっ!」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ