メール@ぎろん~いたって真面目にふざけているだけです~
ありのままの自分でいくべきだろ
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アリノママ…
アリノママノワタシハダレ?
アリノママノワタシハソンザイヲカクニンデキマセン。
アリノママノワタシハホントウニアリノママノワタシナノデショウカ?
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わかるよ
オレも自分自身で自分自身の本心を知ることができない
人によって態度も違う
ただ、自身を知ることができるのは悟りが開けた時だけ
我は思う
仮面が砕けることがないなら
仮面を素顔にしてしまえばいい
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自分の今の顔は素顔なのか…
仮面をとってもその下に仮面があったんじゃないか…
素顔なのか仮面なのかあやふやな境界線。
さあ。
今日も偽りの笑顔が飛び交う。
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マスカレードの中にその身を置き
本当の自我を見失う
歩んできた道には仮面という仮面が落ちている
割れた仮面 砕けた仮面
足跡すら覆い隠すように広がる仮面の道
道の先にあるのもまたマスカレードだと知っていても
それまでの自分である仮面を踏むことができず
進むしか残されない
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それは誰しもが気づいているが、気づいてないこと。
けして触れてはいけないタブー。
本当はみんな知っている。
自分に向けられてる顔は、素顔じゃないこと。
偽りの顔だと。
誰もそれに触れないのは、自分も仮面を被ってるからだ。
この世に素顔など存在しない。
あるのは自分に嘘をつく仮面だけ。
自分に嘘をつき、他人に嘘をつく。
嘘と真実。
それは互いに対極に位置するが、同じことも表す。
あなたの笑顔は素顔?仮面?
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もしかしたら、
本当の素顔に浮かべられた偽りの笑顔かもしれないし、
偽りの素顔に浮かべられた本当の笑顔かもしれない。
真実を知るものなど存在しない。
しかし、その事象事態は現実に起きた本当の真実である。
嘘と真実は表裏一体である。それもまた――真実。
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真実とは何か。
嘘とは何か。
答えは単純。
真実とは嘘であり、嘘とは真実である。
嘘と真実を隔てる壁は透明だ。
それは互いに互いを把握しあうことで、自分達の存在意義を知る手掛かりに繋がるからだ。
真実を知りたくば嘘を見破れ。
さすれば、己の求めていた真実にたどり着くであろう。
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真実の反対は偽りであり、
嘘の反対は真。
ただ、それらにも例外は存在する。――否。
真実と偽りは表裏一体である。
表裏一体であるからにして、例外というものは存在しえない。
すべてのものが真実であり、嘘でもある。
この語り草ですら、真実であり偽り。
世界の真理と呼ばれるものですら、嘘でありえるのだ。