表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
剣も魔法も全く使えない姫なので、物理〈拳〉で乗りきるしかありません!【プリンセス無双】さあ、優雅〈エレガント〉に参りますわよ!!  作者: 魔神
古の怪物と龍の巫女編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

81/209

第81話 「可憐過ぎて戦えませんわ」

姉ナコッタとクリストフ将軍との会話を終え、ラミスは外に向かい状況を確認する。


「えっ!?姫?何故来たんだ!……ここは危険だから、すぐに戻るんだ!」


ラミスが来た事に驚き、グレミオはすぐに先程の民家の中へと戻る様に告げた。

現状は、味方兵の負傷者が二名。……命に別状は無いだろう。


ヘルニア兵士の数は約二百……。その内の五十人近くを、既にグレミオ達が倒していた。

ラミスはグレミオの言葉に、ふふっと笑顔で答える。


「ふふっ。(わたくし)も戦いますわ、グレミオ。」


グレミオが驚きの表情を見せる中、何やら念入りに準備体操を始めるラミス姫様。

無論、やる気満々な……。いやむしろ、やる気しかないラミス姫様。


「姫っ!戦うだなんて正気か?……無茶だ。君の様な華麗な姫君がヘルニア兵と、戦える筈が無いだろう?」


「…………。」

……くるん。

ラミスは、くるんとグレミオの方へ振り向き。……そして、にっこりと微笑んだ。


(わたくし)も、そう思いますわー!」

──ぱぁー。

頬に手を当て、嬉しそうに体をくねくねするラミス姫様。


「華麗過ぎて、戦えませんわー!」

……うふふですわー。


「だろう……。だから早く戻るんだ、ラミス姫。」

──キリッ。

ラミスを心配し過ぎる、騎士グレミオ。


「ヒャッハー!!」

「ふへへへへへへへ、何だぁ、お前……。何処(どこ)ぞの、お姫様かぁ?」


何時(いつ)もの様に、ガラの悪いヘルニア兵士達に周りを囲まれる、騎士グレミオとラミス姫様。


「くっ……。貴様ら。これ以上、我が姫に近付くと(ただ)では済まんぞ!姫、俺が隙を作る!……その間に、早く逃げるんだ!!」

──キリッ!

超絶見せ場な、騎士グレミオ。


「うふふ、ですわー。」

まだ瞳を閉じ、頬を赤らめ絶賛くねくね中のラミス姫様。

何だか、とっても幸せそうな所悪いのだが……。今は、それ所では無い。


──ザシュ!

「ぐはぁっ!」

グレミオの剣が(うな)り、一度に十数人のヘルニア兵士を斬り裂く。

「さぁ、姫!早く、今の内にっ!」


「あ。面倒なので、すぐに片付けますわね。グレミオ、少し(わたくし)から離れて頂けるかしら?……近付くと少々、危険でしてよ?」


「姫っ?何を……。」

「ふふふ……。」


──すたすたすた。

ラミスは不敵な笑みを浮かべながら(おもむろ)に歩み寄り、ヘルニア兵士達にゆっくりと近付いて行った。

……そしてグレミオも、その背中から溢れ出す"闘気(オーラ)"に気が付く。


──バリッ、バリバリ!!

ラミスの体に稲妻が走り、周囲の石や土などが浮かび上がる。


「……ふふふ、少し(シビ)れますわよ?」

──その刹那、ラミスの目が光る。


「プリンセス"(サンダー)"!!」


ラミスの、その技は───。(まばた)きをする程の間に、二十人以上のヘルニア兵士を吹き飛ばしていた。


──プリンセス神拳(しんけん)奥義、二十五式プリンセス(サンダー)

(いかづち)を、その身に宿し……。雷の如く瞬時に敵をなぎ倒す、ラミスの新奥義である。

……その雷の如く早技は、あまりの速さに(いく)つもの残像を残し、ラミスの姿が何人にも見えていた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
グレミオもびっくり!!鬼滅の善逸くんみたいに速いんですかね〜(*^^*)♪
いつの間に二十五式まで? (´・ω・`) 前、十五式だったような……。 (・–・;)ゞ ペースが早まってますね〜。 (*´ω`*)
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ