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第24話 番外編 その後。

「フラン、待って。走ったら危ないよ!」


よちよち歩きのフランセットが、ほんの少し背が伸びたどんぐりの木に向かって走る。

あ、転んだね。


「ほらあ、痛くない、痛くない。」


金髪に青い瞳の妹に駆け寄って、フェリが抱え起こす。


「お兄ちゃんと手を繋いでいこう。あそこまで行ったら、お昼ごはんだよ。」



ジルはものすごく真剣な顔で、ようやく外に出れるようになったアニエスの乳母車を押している。もちろん、妻も一緒だが。


先に行って中庭に敷物を広げておくように言われた。

広げた敷物の上に座って、私の家族がこちらに向かってくるのを眺める。


思いのほか時間はかかったが、いい家族が出来たと思う。


うちの専属庭師は、私の妻になった。



庭仕事は続けているが、マルクさんの所から助手を一人派遣してもらっている。

フェリには随分とごねられたが、今はフランのことで一杯みたいだ。今度はフランと結婚するとか言いだしそうだな。



妻の白いレースの手袋をした手が、私に向かって大きく振られる。


ああ、いいお天気だ。









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