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妖精ミネバと光の円舞曲

作者:葵栞
 高校生――高崎恋音は二年前までは中学生シンガーソングライター「光咲レイン」として活動をしていた。
 ギターをかき鳴らし、叙情的な歌詞と熱のこもった歌声、優れた容姿から「王子」と呼ばれ、
カリスマ的人気を誇っていた。
 中学校卒業を機に引退した今は、冴えない高校生――高崎恋音として素性を隠して過ごしている。

 春――、そんなある日。恋音の前に現れたのは元天才中学生歌劇女優にして金髪碧眼の絶世の美少女。「妖精」の異名を持ち、鈴のような声と可憐な容姿を持つ少女――中野ミネバ。
「知ってる? 光咲レイン。マリーゴールドの花言葉はね――、絶望。よかったらあたしにギターを教えてほしいな~」
「僕は光咲レインじゃない。高崎恋音です。ギターは教えられない」
 影で覆われた恋音をミネバは執拗に追いかける。ストーカー行為を繰りかえされ、恋音は辟易とする。
「知ってる? あたしはね光の円舞曲を探してるの。弾けばどんな願いでも叶うという、伝説の楽譜」
 そう無邪気に笑う少女に恋音は太陽の幻想を見る。やがて根負けした恋音はギターを教えることになるのだが……。

 音楽や演劇を通して自分を表現する高校生の恋愛純粋ストーリー!
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