新しい朝に ―R3/1/1
新年早々、早出
大晦日の大雪は溶けたもののさむい
雪を心配して早く来すぎた
まだ暗い空を見上げ
ペットボトルの湯を抱いて
車の中でじっとちぢこまる
ふと
湯があんまりぬくくて
人肌の温もりを思い出した
ばかなこと
人肌とはちがう
これは冷たくなってしまう
いや 人も冷たくなる
ただ その肉体に魂をとどめる
ひとときのあいだ
永劫の闇を漂う孤独な魂も
互いを温め合うことができるだけ
私とあなたの出会いもきっと
そんな小さな奇跡と
そんな小さな温もりだったのに
手の中の温もりは
すこしかなしくて
私はそれを冷たい車にのこして
仕事に出た
あけましておめでとうございます(^^)
私は寒い朝に、車のフロントガラスに張った氷を溶かすため、熱い湯を厚めのペットボトルにいれて持っていきます。
半分くらい使って、残りは車に乗っておなかに当てています。あったかくて、冷たい車内も辛くなくなるのです(^-^)