なろう運営から警告を受けた底辺作家がその原因と謎を考察に見せかけて妄想してみた
突然ですが、このエッセイを読んでいる貴方は運営からの警告を受けたことがありますか?
私はあります。
それがこのエッセイを書く事にした切っ掛けになりました。
いったい何故か? ちょっと、いや正直、かなり腑に落ちなかったからです。
だってそうでしょ? はっきりと言ってしまうと私は所謂なろうでは底辺作家という括りの作家なんです。
(一応、底辺作家ってなんだよって人の為に説明すると、自分の発表している小説のブックマークの数が百未満の作家の事をそう呼ぶのだそうです)
そんな私の書いてる小説に対して、わざわざ運営から警告がきたんですよ。
おかしいじゃないですか? はっきり言って謎ですよ、これは。
えっ? お前が警告受ける様な低俗な小説を書いてたのが原因だろ、何が謎なんだよ? ですか?
確かにそれが原因だという指摘は間違ってはいないでしょう。
但し、私はある程度この「小説家になろう」のサイトに発表されていた作品を読んだうえで自分でも書いていたのです。
あくまでもこの辺までなら表現として大丈夫だろうという判断の上で、執筆していたんですよ。
なのにそれでも運営からは警告を受けたんで、ちょっと判定が辛すぎじゃないかと思いました。
正直なところ、参考にした他の小説がお咎め無しなのはどうなのかと嘆いたりもしましたけど、最終的には責任を転嫁してもしょうがないなと割り切りました。
自分の書いた小説の責任は自分が負うものなので、そもそも運営に文句を言ってもしょうがないですしねえ。
もう既に運営からは警告を受けた箇所については問題が解消されたとお墨付きをを頂いてますので、そこはもういいんです。
反省もしたし、今後は気を付けて小説を書こうと思ったので。
という訳でここまでは前置き。それでもどうして警告を受けたのかという謎は残ります。
そりゃ通報されただけだろ? バカかお前?
そう思った人、貴方は正しい。
運営とのメッセージのやり取りで通報があった事はハッキリしています。
それの何が謎なんだよ? と思いましたか? 思いませんか? そろそろブラバしそうですか?
すいません、私が疑問に思ったのはですね、『どうして複数個所を一斉に通報されたのか』という事です。
意味が分からない方が大半だと思いますので順序を追って説明しますね。
まず運営からメッセージの内容で指摘を受けたのが、なろうの利用規約14条6項に抵触する部分を確認したという事でした。
詳しくは実際に利用規約を読んでもらえればと思いますが、簡単に言うと
・18歳未満の閲覧に不適切と判断される性描写が存在する
という事です。(先に述べましたが、これは既に解決済みです)
それで上記の指摘は複数個所に存在するという事でした。
正直、この警告を受けて思ったのが”なんで通報された?”です。
言いたくないですけど、この警告を受けた時には私の小説はまだ総PVが2万に届いてなかったんですよ。
ユニークユーザー数もその当時は4千人弱でした。
私の小説はなろうの上位ランカーさんが数時間で稼ぐ数を初投稿から数ヶ月かかって何とか到達する程度の小説なんです。
笑いたきゃ笑え、これが底辺作家だ。こんちきしょー
……さて残酷な真実が浮き彫りになったところで、ようやく本題です。
ここで最初の疑問『どうして複数個所を一斉に通報されたのか』に戻ってきます。
ここまで読んできて、ああ、なるほどね。と思った方は察しが良くて助かります。きっと貴方にはエスパーの才能が秘められているのではないでしょうか。
何が疑問なんだ? と思った方は私の説明が下手くそな所為です。貴方は何も悪くありません。
もうちょっとわかりやすく説明します。
つまり私が言いたかったのは、『いったい運営に通報したのはどういった人なのか?』という事なんです。
一応、ユニークユーザーが4千人弱と言いましたけど、実際にちゃんと読んでくれている人はそれよりも凄く少ないんです。
これはPVにも現れていますよね? ぶっちゃけ殆どの方は、あらすじ若しくは一話でブラバですよ、ハハハ。
閑話休題、謎の前提としてまずはちゃんと読んでくれる人が少ないという事がまず一点。
当然、作者の私は小説を読んでもらえるように色々と知恵を絞ります。
あらすじを変えたり、タグを色々と付けたり消したりする訳です。これがもう一点。
※ここから先の内容は妄想が多分に含まれます。ご注意ください。
上記の二点から考えられる事、私の小説が感性に合わない人はそもそも読み進める事がないので通報しようがない。
感性が合って読んでくれている人が通報するのならば、わざわざ複数個所に対して通報をしない。
(もし気にくわない展開だったなら、その時点でブラバするだろうと思うので……まあ複数人から別々の通報の可能性もありますけどね)
つまりちゃんと読まない人は絶対に通報しないし、読んでくれた人は物凄く良い人なので、絶対にそんな事をしません。
それならばです。
いったい誰がわざわざ百話以上投稿された小説の内容を確認して通報したというのか?
どうですか? 謎ですよね? 私はそれをずっと考えていたんです。
そこで、ふとある言葉が頭に浮かびました。
それは「○○警察」という言葉です。
ここ最近だとコロナウイルス関連でワイドショーでも取り上げられていた「自粛警察」などが聞き馴染みがあったりするのではないでしょうか?
(知らない人の為に物凄く簡単に言うと、自分の中の偏った正義感に基づいて、他者を必要以上に攻撃する人の事です)
上記の「自粛警察」は政府自治体からの自粛要請に対して、ごく一部の人々が様々な事情で活動していました。
そこで私は考えたのです。
ひょっとすると、なろう内には読者の皮を被った「ハレンチ警察」という「ハレンチ」を取り締まることを目的として活動する存在がいるのではないかと。
なので私の小説を通報したのは「ハレンチ警察」です。間違いない。(※あくまでも個人の見解です)
何て恐ろしい存在なんでしょうか。
だってわざわざ通報に値する箇所だけを探す為にエピソードをピックアップして内容を確認してるんですよ。
底辺作家の書いた小説を検閲して運営に報告するほど彼らは「ハレンチ」を憎んでいるのです。
どうしてそんな事をするのでしょうね?
「ハレンチ」に知り合いを殺されでもしたのでしょうか。
ひょっとしたら「ハレンチ」が好きすぎて、それが何時しか憎しみへと転化したのかもしれませんね。
……すいません、少し妄想が逞しくなり過ぎました。
単純に18歳未満の人にあまり過激な表現を見せるなという正義感からが一番可能性が高いですよねっ。
…………うん、自分に噓を吐くのはやめよう。
まあ普通に嫌がらせでしょう。表現の仕方が気になったなら感想にでも書いたり、個人的にメッセージをくれりゃ良いのに、そういう事をしないんだもん。
通報者は後で確認してその小説が消えてれば、勝利だとでも思ってやってんじゃないのかな? 知らんけど。
まあ妄想はこの辺にしておきましょう。
最後に、このエッセイを読んでくれた自分もひょっとしたらヤバいかもしれない小説書いてるよって作者様がいらっしゃいましたら「ハレンチ警察」を寄せ付けない為の対策法を載せておきます。
先にも書きましたけど、私はあらすじやタグを色々いじってたんですがその時に「エロ」というワードを入れている時期がありました。
恐らくそれで「ハレンチ警察」を釣ってしまったんだと思います。
元々「エロ」のワードは好き嫌いが分かれるかと思いますが、健全な読者以外の厄介者を呼び込む可能性があるので、どうかご注意ください。
しっかし、運営は通報されたら過剰に反応し過ぎる感がありますね。
元々、具体的にどこが悪いと指摘が無いわけで、それが個人的には曖昧で恣意的すぎる様に感じました。
そもそも通報された該当のシーンだけ抜き取って確認しているだけで前後の文章全く読んでないんじゃなかろうか?
後もう一つ、修正の対応しなけりゃ削除するとかそれが嫌なら自ら小説消してR18サイト行けっていうけどさ、小説の削除はサーバに負荷がかかるからやめろってそっちが言ってるじゃん。
こういうのはダブルスタンダードなんじゃないのかな? 知らんけど。
運営はそんな輩の通報には過剰に反応して必要以上に規制するんじゃなく、毅然とした態度でつっぱねて頂きたいです。
正直ストレス半端ないので、作家をいじめるのやめてください。
以上、根拠なく妄想した内容で存在しない架空の人に毒を吐いた今回のエッセイは終わりにします。
ここまでお読みいただき誠にありがとうございました。
次回はなろう内でまことしやかに語られている「絶対☆1つけるマン」について妄想しようかな。