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コミカル三国志(第二部)  作者: ダメ人間
第四章 千里の道
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七十七.出来ないことは出来ないけど出来るようにすること

 徐州、小沛の城は落ちた。残るは下邳の城のみである。


 下邳といえば呂布が死んだ地。


 曹操と劉備の連合軍が散々に手を焼き、ようやく勝利を掴むことの出来た難攻の城である。


 そして現在、この城を守っているのは劉備の義弟、関羽雲長であった。



 関羽雲長は優秀である。

 文武において彼の右に出る者はいないと称されるほどに。

 少なくともこの時代の彼の評はそうであった。

 誰もが認める強者。

 彼を従える劉備を皆が羨ましがっていた。


 となると。


 曹操孟徳が発する次なる言葉がこうなることは、身内の人間なら誰もが予想がついた。


「関羽が欲ちぃ!!」


 キタ━━(゜∀゜)━━!!!っと皆が思った。

 無茶振りキタ━━(゜∀゜)━━!!!っと皆が困惑した。


『殺すより捕らえる方が難しい』というのは将として誰もが知る所である。


 冒頭付近で述べたが、下邳の城は難攻である。


 その城を関羽が守っているのだから、城を攻め落とす(=関羽を殺す)ということだけでも、えらいこっちゃである。

 ましてや彼を殺さずに捕らえるとなると、軍にどれほどの犠牲が出るか分からない。


(((まいっちゃったな~~~↓)))



 曹操軍諸将一同、テンションだだ下がりであった。


「「「殿、それは難しいっぺ!!」」」


 頭でっかち三人衆、『荀彧、郭嘉、程昱』が正直に関羽捕縛の難しさを唱えたが、曹操は首を縦に振らなかった。


 完全なお手上げムード。


 静寂となった軍議場であったが、ここで意外な人物が前へと進み出て、


「殿、お案じなさるな。拙者が関羽殿を説いてみせましょう。」


 といった。


 述べた人物の名は『張遼』。


 かつて呂布の下に仕えていた名将であった。

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