一.あらすじは必要
遠い昔
すぐ隣の大陸にて・・・
時は千八百年前、漢王朝の最中。
凶悪な十人の政治家の悪徳政治により、黄巾党という反乱軍が結成された。
彼らは各地で反乱を起こし、漢王朝に対し勝利を収めていた。
しかし、彼らの国への反抗は、いつしか何の罪もない民をも巻き込み始めた。
この事態を重く見た漢王朝は、究極兵器『勅命』を各地の英雄に飛ばす。
また同時に、民の中から兵を募る『募兵』という策も行った。
この漢王朝の政策は見事に功を奏した。
曹操を筆頭とした英雄たちと、募兵により義勇軍を結成した劉備の活躍により、黄巾党を制圧することに成功する。
しかし、これで物語が終わるわけでない。
ここからが始まりである。
三国志という長き乱世の物語がここから始まることとなる。
漢王朝の衰えに気付いた西涼の董卓は、いち早く行動を起こし、漢王朝から蒼天への設計図を奪取する。それは『帝』と呼ばれる国の象徴であり、大陸の情勢をコントロールできる力を持った巨大権力ジェネレータであった。
董卓に奪われてしまった帝を奪還すべく、各地の英雄は連合軍を結成し、董卓軍との大戦を開始する。
しかし、董卓の下には天下無双の『呂布』がついていた。
呂布将軍の活躍により連合軍は帝の奪還に失敗する。
失意に陥る連合軍であったが、ここで予想外のことが起こる。
突如、呂布が董卓を裏切り、彼を暗殺するという事態が起こった。
この事態により、董卓の手を離れた設計図は各地を巡ることになり、回り巡って曹操の元に流れ着いた。
権力を手にした曹操は地盤を固め、四方の英雄に睨みを利かせ、自己の安泰を計る。
襲いかかる難敵を打ち破り、地盤を強固にしていく曹操。
そんな彼へ三国志最強の呂布が襲いかかる。
一進一退の攻防。
苦戦を強いられる曹操であったが、劉備との連合を組み、力を合わせることで、下邳城にて、ついに呂布を討ち破る。
曹操は、呂布を倒して得た領土の平定の事を終えると、大陸の首都である『許都』へと帰還しようとするのであった。