表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

17/19

人がゴミのようだ

死屍累々。


崩れた雪壁に埋もれ横たわる者。雪玉を食らい意識を手放した者が暑い日差しに溶けだした雪に濡れている。


街は、暴力に支配されていた。


―ズドンッ!


敵側の最後の壁に雪玉が打ち込まれていく。


「ひぃぃっ!おが~ぢゃ~ん!」


「降参だ!我々は降参を…」


「喚くな!雪を集めて壁を増やしせ!」


「玉だ、もっと玉を持って来い!」


壁の裏側では、敵軍が必死の抵抗をしている。



「外角高めっ!」


―ズドンッ!


「ぎゃあっ!?」


「カールがやられた!衛生兵!(メディーック!)」


「っ!頭を下げろ!死にたいのか貴様っ!」


シャドの投げた雪玉が通路を塞いだ分厚い雪壁を貫いていく


「次」


「サー」


真剣な顔でシャドに雪玉を渡していく街のおばさん


―ズドンッ!


「っぎゃ!?」


「トム爺さーん!?」


また一人消えた。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ