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第三話

投稿ペース遅いかもしれんけど許してや人( ̄ω ̄;)

俺が狼を引きずって洞窟に帰ってくる時には太陽が茜色に染まってきていたので改めて狼を狩れてよかったと心の底から己の運の良さに感謝した


そして洞窟の入り口まで来ると門番のように立っていた大ゴブが驚いたように目を見開いた後、俺を洞窟の中に入れてくれた




ふと気付いたのだが、俺を案内するように前を歩く大ゴブは本能的なのかはわからないが俺より弱い存在だと認識した


どうやら自分より強い存在か弱い存在かは、相手のことを知らなくても本能的にわかるらしい




洞窟の中に入ると木の実や小動物を捕まえれたのか7体くらいの子ゴブがいた


最初は100体くらいいたのが7体くらいまで減ってしまったことに驚きつつも、


この世界の厳しさの中で7体も生き残れたことにも驚いた


俺は1体の大ゴブに案内されて洞窟の奥に向かって歩いていく


すると広場のような広い空間にでた


そこには年老いたゴブリン(以後老ゴブ)と朝見たリーダーらしき大ゴブがいた


両方とも俺が引きずっている狼を見た途端に驚いたような顔をした


そりゃそうだろう


コイツはゴブリンより強い存在なんだから



リーダーらしき大ゴブは未だに狼を凝視しているが、老ゴブはこっちを見て


<ヨクヤッタ・・・・・ウルフ・・・・スキニツカエ・・・・>


やはり頭の中に響くような声には慣れないが老ゴブともなると言葉が少しうまくなってる


取り敢えず真似しながら頭で言葉を思い浮かべてみた


<ワカッタ・・・・・ニク・・・・・ヤル・・・・・・カワホネキバ・・・・・クレ>


うまく伝わっただろうか


単語にしたのはゴブリンならこんな感じかな?っと思ったからだ




するとどうだろう


老ゴブと大ゴブの顔が目ん玉が飛び出すぐらい驚いたような顔をした


どうやら言葉は伝わったようだが子ゴブは意思を伝えることができないらしい


少し不安なってきたところで老ゴブは今にも踊りだしそうなくらい喜びだした


興奮しきった老ゴブの意思からは<イツザイ>とか<アンタイ>とかの言葉が伝わってくる


それを見て不満そうに大ゴブが<マダコドモ>とか<オレツヨイ>とかの言葉を老ゴブに伝えている


そうやって2体が意思を伝え合っていると2人で喧嘩を始めだした


騒ぎを聞いた他の大ゴブが2人を宥めているのを見て、オレは人間もゴブリンもあまり変わらないんだなっと思った




その後、他のゴブリンたちとウルフの肉を食べて、約束通り骨や皮、牙をオレが貰った


そしてオレは明日は自分のレベルアップと防具と新しい武器を作ることを決めて眠りに就いた



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