表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
13/20

第十一話

メッチャ遅くなってホンマスンマセン!!(-人-;)

テストとかもあって書けませんでしたorz

これからはもうちょっとペースを上げて書こうと思います!!

リクがオークに進化してから前世の数えで言ったら1ヶ月くらい経った


ん?なんで時間を飛ばしてるんだだって?


ただだらだら森の中を南に向かって歩き続けてる様子を描写しろってのか?


しかし最近なんか魔物の遭遇率が上がってきてる


一週間くらい前だったら1日に2回くらいだったのが、今じゃ一日5、6回くらいになってる


何か嫌な予感がするが出来るだけ気にしないようにして森をただひたすら南に向かって歩き、ようやく森の終わりと思う明るい光りが見えてきた


やっと森が終わりかと思うと気分が上がってくる!!


だって一日中薄暗い森の中を歩き続け、隠れて襲ってくる魔物に警戒しながらの毎日がようやく終わるかもしれないのだ!!


気分が上がってくるのは当たり前だ


少し早歩き気味に歩き、薄暗い森を抜け明るい草原に出た


広々と草原が広がり遠い彼方に小さく海が見える


とうとうオレたちはこの大地の南の端近くまで来たんだと思うと今までの道のりの長さを思い出す


思えば長い道のりだった


大きな川を渡るために木をリクが蹴り倒し、オレがその木に魔法で穴を開けてその穴に蔓を通して縛りイカダにして渡ったり、


魔物の群れに襲われて逃げ回ったり、川で水浴びをしているところをリクがやってきて咄嗟に火の玉を投げつけてしまったりと色々あった


しかもこの一ヶ月でオレたちはオークからハイオークに進化した


最初の三日でかなり進化したせいでこの一ヶ月進化するの遅いなぁと思っていたが本当はこんくらいのペースで進化するのが普通なんだろう


オレがそうやって転生してからを振り返っていると広々とした平原を駆け抜けていく黒い塊が目に入った


オレは咄嗟に身構えたが黒い塊、よく見たら30体ほどのウルフの群れがこっちには目もくれずまっすぐ海の方へ向かって駆けていった


オレはウルフが襲ってこないことを不思議に思っていると後ろの森から大きな足音を立てて10体ほどオークの群れがこっちに向かって突撃してきた


すぐにオレとリクは左右に散開して避けてすぐに戦闘態勢に入ったがオークはオレたちを無視してまた海に向かって走っていった


なんか海にあるのかな~と考えてみたがこっちに転生してまだ1ヶ月ちょっとしか経ってないんだからわかる訳がない


取り敢えず海に向かうことにしたのだが・・・・・・







うん・・・・・海は少し離れてるがあともう少しだ・・・・・


もう少しなんだが・・・・・・





魔物多すぎね!!


海岸を埋め尽くすほどの魔物の大群が群がっている


見れば色々な種類の魔物が見れる


まずオーク、ゴブリン、ウルフ、オーガ、トロル、虫系の魔物から海の魔物、ちょっと卑猥な感じの魔物まで


もうこの世界の全ての魔物がここに集結してるんじゃないかと思えるくらいの数がこの


何よりも驚くことがこんだけ多種多様な魔物が集まっても一匹として魔物同士の衝突が無いという事だ


魔物は基本、別種族のあるいは別のコミュニティーの魔物を見つけるとすぐに襲い掛かってくる


それなのにここに集まってる魔物は一匹として衝突が起こっていない


全ての魔物が何かを待っているかのようにジッと海の方角を見ている


後ろを振り返ってみるとオレたちの後に着いたであろう魔物たちが前にいる魔物たちと同じように何かを待つように海を見つめている


羽ばたく音が聞こえて空を見てみるとドラゴンやワイバーンなど飛行する魔物がどんどん集まって来ていた


そしてその魔物たちも海を見つめて何かを待っている


そのときオレは最近感じていなかった途轍もない寒気を感じた


海の向こうから何か巨大な圧力を感じる


周りの魔物たちはその圧力に向かって突き進んで行くんだろうがそこでオレはそこで生き残れる気がしない


オレはそのときどうやったら生き残れるかを必死に頭を回転させて考えるが何も浮かばない


逃げようにも後ろには既に大群の魔物たちが集結している


これを抜けていくのはちょっと骨が折れそうだなぁ


さっきから少しずつ魔物たちの気分が昂ぶってきているから時間は残り少ないと思う


こうなったら下手に逃げるより進んでしまった方が生き残る確立が高そうだ・・・・・


こうなったら先に進めるところまで進んでやるぜ!!


リクとオレのコンビなら何処までも突き進んで行けるからな!!




しばらくすると潮が見る見るうちに引いていき、海に一本の道が現れてきた


すると道を埋め尽く数の魔物たちがそれぞれの怒号を轟かせて地面を揺らしながら爆走し始めた











評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ