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木槿咲く頃  作者: 幸輝
1/2

プロローグ

*和のファンタジーものです。


*血の表現あり


*一応、幸輝の創作ですが似通っていた作品がございましたら申し訳ございません。



*稚拙な文章ですが、少しでも楽しんでくださったら光栄です!

 日の光を知らない、暗闇が支配する丑三つ時



 夜中なのに、生温く、雨が降りそうなため湿気を含み、独特な血匂いが漂う空気の中



 聞こえる音は…

   

風の音 血の滴る音 そして、乱れている人の呼吸の音




必死に酸素を求めているが、腹部からの溢れる血に逆らえるすべはなく




 意識が遠退く中、ただ痛みに耐えながらも目の前にいる男をみつめる。




 男が握っている刀からは切り付けて付着した女の血がこびりついていて、地面に血の水玉を描く。




女は傷口を手で押さえ、


静かに笑った。




 その女を見ていた男が悲しい顔をして呟く。



「さようなら、だな。レイ」



 女、いやレイは、首を横にふった。




そして、遠退く意識を、ものともしない目力で男の赤い目を見ながら、凛とした声で呟いた。





「また会いましょう。来世にでも」




 レイの顔は苦痛を忘れて朗らだ。それに対して、男の頬に一滴の液体が伝う。


我慢していた雨がポツポツと降り始めてきたのだ。





男の頬を伝った雫は雨だったのか、それとも…





木槿が静かに咲き始めた。

*まずは…


読んでくださりありがとうございました!




とりあえず、これは、プロローグです。 ここから、物語スタートです!




*仕事をしているため、亀更新ですが、宜しければ続きも読んでいただきたいです。失礼しました。

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