Rainbows
掲載日:2026/02/04
当たり前の幸せほど
当たり前には程遠かった
失敗が僕を一歩ずつ臆病にしたみたいだ
また始まるよ
ありふれたお伽噺みたいに
一直線で終わらない日々が
憂鬱を忘れたように架かる虹を
シャッター越しの窓から見える
いつもは冷たく素通りしてきた
誰かが落とした傘を拾ったまま
また、あの鏡に映っていた
今以上の君を探した
あんなに綺麗だった世界が見えなくなった
世界中の天気予報が晴れていても
僕の空には雨雲が広がってる
また霞んだ今日を変えるために
新しい日が射し込んだんだろう
歪んだ視界を広げるために
今、この瞬間、門出に立った
誰かの為にまた小さな傘を差し出そう
ずっと使うのを躊躇った
小さい頃の財布を広げると
また片道切符の未来に
向き合う勇気が見つかったよ
憧れた鏡の君はしばらく
過去に置いたままでいよう
等身大の自分が素晴らしいから
いつか陽が迎えにきても
きっと僕の空には虹が残ってくれる




