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【プロットタイプ】無理を強いるな。神も、お前も。

作者: 秋暁秋季

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。

これは読者様の問題ではなく、私の問題。


詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。


注意事項2

適材適所ってあると思うんです。

そこから抜けると、やっぱり無理を強いる事になる。

と言う訳で、寝ている同居人を起こす事なく家を出る。本日は泊まり込みでの用事があるので、一晩は家を空ける事になる。まぁ瑠衣なら勝手にやるだろう。

瑠衣の部屋のドアを開け、隙間からひっそりと様子を伺っていると、乱れた羽毛の真下に男性の体躯があった。まだきっと眠っている。

「行ってきまーす……」

掠れ声でそう言うと、私はその場を後にした。


台風の余波を浴びて、風が強い。買ったばかりの晴雨兼用の傘は布地が厚く丈夫であり、多少雨ぐらいでは物ともしなかった。だが中棒と取手の部分が別々に組み合わさっているせいか、強風に煽られると、ややガタつく。其れは傘を閉じてからも。閉じた傘の中に風が入り込むと、ふわりと広がってしまう。

此処で思ったのは、主要用途は『晴用』という事だった。雨用と比べれば小さな傘下も、強風を想定しない木製の柱も、カンカン照りの太陽の真下では大した気にならない。しかし『雨用』となると、暴風雨の中だとやや心許ない。まぁ台風の中、行動する時点でかなりの苦行を強いている事は言うまでも無いのだが。

適材適所。その人が、物が、長所を生かせる場所に配置するのがやはり大切だと痛感する。

瑠衣は起き始めている頃だろうか。暴風の中、買った傘のレビューしたくて、私はスマホを開いた。


朝目覚めると鏡花が居なかった。本日、彼奴は旅行に行っている。明日の夕暮れになるまで、一人で過ごす事になる。まぁたまの休息故、気ままに過ごすとしよう。

そう思ってリビングまで行くと、ガタガタと強風が窓ガラスを叩く音がした。昨日からの台風の余波せいだろう。ベランダには嵐の跡が色濃く残っている。

――ねぇ〜!! ゲホゲホ……ウイルスは体から撲滅したけど、ゲボ……咳止まらな……いんだけど。宿取ったから……泊まる泊まらないに関わらず、行かなきゃ行けないんだけど!!

旅に出る時に何かしらの障害に当たるのは、果たして命運か。それとも、彼奴なら耐えられると運命から見込まれているからか。

神は越えられる試練しか与えないと言うが、それが何処までまかり通るのか俺には分からない。

そう、外を眺めていると、スマホから着信が入った。

――買った傘良い感じ〜。でも日傘メインだから、暴風雨相手には心許ないかな。傘下もこじんまりしてるし。使うなら風さえ吹かない炎天下メインだね。

一人の旅は退屈だと感じたのか、連絡が来た。俺は適当に返事をし、その場を後にする。

無理を強いるな。お前も、神も。

ルーツってあるじゃないですか。

何それがあって、今があるっていうの。


例えば今回の傘の話。

元々日傘として生み出されていたから、カンカン照り太陽の元で最大限と効果を発します。

でも雨用としては生み出されてないし、付随する感じだから、暴風雨相手には心許ない。


※傘はデカければデカい方ほど良い。

高校時代のお友達が、私の雨傘の1.5倍のデカさで、いーなーって。


やっぱ『出来る』と言われても、適材箇所は違うよね。って。


過去に波乱万丈な人生送って来た人って、現在、未来でも波乱万丈になる気がします。

なんか、平穏な生活がほぼない。ずっと最前戦で戦ってる。


其れは貴方が越えられるから与えられている物なのか分からない。

ただ適材適所からやや外れて、行動を強いているとは思うんですよ。


ねんむいね。電車ではあまり寝られないんですよ。

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