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ゲーム始めたら公爵令嬢だった件  作者: シュナじろう
母からの出店支援、その代価は
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22.実は抱え込んでいた爆弾


 しかし、どうしてこのタイミングでこんなクエストが来たんだろう……。

 課題のクエストが、一定ラインまで到達したから?

 それがトリガーになって、このクエストが発生したの?

 それにしてはタイミングがいささか奇妙というか、唐突過ぎるというか……。

 ほかに何か、考えられそうな理由は――

 突如発生した妨害クエストの発生条件に付いてあれこれ考えていた私だったが、ひとまず鈴に事の成り行きをメッセージで送るために、メニューを開いてログアウトを選ぶ。

 そして、ログインルームへ戻ってきたところで、そういえば――と、ふと私のログインルーム担当のナビAIに視線を向けた。

 彼女は相も変わらず、私そっくり――正確には、ゲーム内での私のアバターだが――の外見をしており、その状態かつ私そのままの声で話してくるので、正直今でもちょっと落ち着かない部分がある。

 彼女とは、普段は短い世間話か、あるいはログイン前・ログアウト後の挨拶程度しかしない、かなり浅い関係だったが――確か私がゲームしている間、彼女は私のプレイングをモニタリングしていたはずだ。

 ということは、先程ゲーム内で起こったことに関して何か話が聞けるのではないだろうか。

 ナビAIとはいえ、厳密には実際の立場は運営側の代理人みたいな感じなので、常に公平を喫するような受け答えしかしてこない。

 なので聞いたところでダメもとに違いはないのだけれど――今は、少しでもなぜあんなクエストが突如発生したのか、そのヒントだけでも欲しかった。

「ねぇ、ちょっと私のユニーククラスがらみのことで聞きたいことがあるんだけどいいかな」

「おや。珍しいですね。普段であれば軽い内容の話か、挨拶くらいしかしませんのに」

「まぁ、ね……」

 あはは、と乾いた笑い声を浮かべるも、彼女はジト目を向けてくるばかり。

 う~ん、ちょっと塩対応……普段からコミュニケーションをしっかりとってこなかったツケが回って来たかな。

「それで、聞きたいこととはどのようなことでしょうか。もしかして、先ほどMtn.ハンナ様が保留にした、住民NPC、個体名エレノーラ・ヴェグガナルデ発行のクエストに関してでしょうか」

「うん、それなんだけど……」

「残念ながら、クエスト攻略に関する情報は公平性を喫するため、一切お教えすることができません。それでもよろしければ、私に可能な範囲内であればお答えできますが……」

「教えてほしいのは、発生した原因なんだけど……」

「発生した原因、でございますか……」

 でしたら――と、ナビAIは一つのウインドウを展開しながら説明をしてくれた。

 表示されたウインドウには、ゲーム内での現在の私のステータス画面が記載されている。

「まず、最初のキーとなったのは、まぎれもなくMtn.ハンナ様です。これは、よろしいでしょうか」

「うん」

 鈴がいない場所で起こったのだし、これはゲーム内での私の何かが関連しているのだろうことは確かだと私は考えている。

 その考えが正しかったのか、ナビAIは一つ頷いてから、さらに別のウインドウ――別の要因を示した。

「こちらは、ゲームに登場する住民NPC達の、Mtn.ハンナ様に対する住民NPCからのヘイト値を示したグラフになります。とはいえ、住民NPCも大勢いますからね。ヘイト値は、それら住民NPCを大まかに分類分けし、分けた後のグループごとに算出されます」

 へぇ……そんなのも計測されているんだ……。

 うん?

 グラフを見て気づいたんだけど……私、特定のジャンルのNPCから、ものすごい敵意を抱かれているみたい。

 私に敵意を抱いているのは、主に『悪漢・悪女』『闇ギルド』『野党・盗賊・山賊その他』の三種。

 うん、とても身に覚えがあるね。

 グラフのある縦軸の数値の部分には、赤い線が引っ張られていて、それら三つはその赤い線を余裕で越えてしまっており、赤く点滅していた。

「当り前のことですが、これらのグループに属するNPCに対し敵対する行動や、彼らの意にそぐわない行動をした場合は、そのグループから向けられるMtn.ハンナ様へのヘイト値が上昇することになります」

「めちゃくちゃ心当たりがあるんだけど……」

「そうですね。【敵多き身の上】は、まさにMtn.ハンナ様のいる場所にこれら三つのグループに属する住民NPCを、条件を満たしている間不定期かつ短い間隔で召喚し続ける、というものですから」

 つまり、【敵多き身の上】が原因で敵性NPCを誘引し、そいつらを倒したことでヘイト値が増大していったと。

「今回Mtn.ハンナ様向けに発行されたような、掲示板に上がっている『妨害クエスト』と呼ばれる類のクエストは、このヘイト値のグラフが赤いラインに到達することで、発生準備段階に入ります。あとは、敵意を向けられているプレイヤーが何らかのクエストを受ければ、受注時に発生判定が行われ、発生が確定した場合に限り、そのクエストの進行中のどこかしらのタイミングで、敵意を向けているグループが絡む妨害クエストが割り込み発生する、という仕組みですね。」

 もちろん、確実に発生するわけではなく、最大でも50%までしか確率は上がらない。

 つまり、運が悪ければ、上昇したヘイト値を下げることもままならないということになる。

「ちなみに、難易度やストーリー性に関しても、ヘイト値が高いほど残酷性の高いものになっていきますので、妨害クエストと揶揄されているようなクエストを発生させたくないのであれば、こまめな通常クエストの受注を強くお勧めいたします」

「私――ゲームを始めてからこれまで、クエスト一回も受けたことなかった……。今回の、お店に関するクエストが初めてだった」

「ですね。私も、もっと早くギルドなどでクエストを受けまくることをお勧めしていれば、今回のようなことにはならなかったのですが――」

 心底申し訳なさそうな顔で頭を下げてくるナビAI。まぁ、言わんとすることはわかる。

 あれだろう、公平性を喫するために、とか何とかで、なかなかそうはできなかったんだろう。

 しっかし、こりゃ原因がわかってしまった今だからこそいえることだけど、完全に自業自得だったなぁ。

 ゲームを始めてから今日まで、【調合】スキルと、調合の師匠としてのミリスさん、という二つのプレイ指針を見つけたことで、【敵多き身の上】の効果もあって出不精気味になってしまっていたのが災いした。

 少しでも冒険者ギルドに行くなりなんなりして、クエストを受注していれば回避できたことだったのだ。

 何たる失態だろうか……。

 とりあえず、起きてしまったことは仕方がない。

 今回は特に、鈴を巻き込んでしまっているだけに、鈴に相談するのは絶対だ。

 急いでログアウトしてメッセージアプリを開き、鈴についさっき起こったことを手早く伝えた。

 鈴は、今は今日の分の収録を終えて宿で就寝準備をしていたらしく、すぐにレスポンスが返ってきた。

『(私)ごめん、ちょっとヤバそうなクエストが発生したんだけど』

『(私)多分、原因は私のクラス特性』

『(鈴)どんなクエスト?』

『(私)たぶん妨害系。放っておくとお店の竣工が大幅に遅れる』

『(鈴)受けないといけなさそうだね』

『(鈴)でも、わざわざ送ってきたってことは、何か厄介そうなところでもあるの?』

 厄介そうなところ――だけしかないんだけど、一応今回のクエストのオープニングと、それが終わった直後に出たクエストウインドウのスクリーンショットを追加で送信する。

 鈴は、さすがに驚いたらしく、今度は電話で返事を寄こしてきた。

『華、今送ってきたクエストの情報、本当なの?』

「本当だよ。私も、まさかここでこんなのが来るとは思ってもみなかったけど」

『……話を聞いただけで考えると、普通に受けるかどうか迷うまでもないレベルで難易度が高そうなクエスト。でも、オープニングの会話の内容的に、妨害系のクエストでほぼ確定っていうのが拒否し辛い』

「つまり……?」

『私達のポーションを求めるプレイヤーたちは多い。今の露店での販売では限界に達しつつあるっていうのは、この前話していたと思う』

「うん」

 私達のポーションは効果が優秀で、瞬く間に人気を博した。

 ヴェグガナーク界隈では、トップ生産職に名を連ねてもいいのではないか、という掲示板での評価もあるくらいだ。

 早く店を持ってほしい、いつでも買いに行けるような環境を整えてほしいという声が多く寄せられている。

 これが不満の声に成り代わって爆発するのも時間の問題といえた。

 だからこそ――

『私も、宣伝のためにプレイヤー向けに出店の経緯とか配信で話しちゃったし、これ以上引き延ばすのは危険。つまり、厄介そうなのを承知で、それでも今回のこれは、受けるしかない。私はそう思う』

「そっか……うん、わかった。じゃあ、明日にでも、」

『待って。受けるのは、私が帰ってからにして』

「それって――」

『うん。そんな厄介そうなクエスト。華だけには受けさせられない。私も、関係者の一人として受けさせてほしい』

「いいの? 本当に危険そうなクエストだけど……」

 そりゃ、リアルに影響を及ぼすようなものではないだろうけど――でも、数日間、ゲームのプレイ環境に悪影響を及ぼすようなクエストであることは確かだろう。

 何か根拠があるわけではないけど、クエストのフェーズ1の達成条件を見た時点で、直感でその可能性が高いと、私の本能が告げていた。

『大丈夫。所詮、ゲームの中の話だしね』

「それを言うのは反則じゃないかな」

『反則じゃない。それに、そういったのも含めて楽しむのが、VRMMOの醍醐味でしょ?』

「まぁ、確かに……」

 それじゃ、日曜日の夜に。

 そう言って、鈴は電話を切った。

 ――とりあえず、方針としては固まった。

 クエストは、受注する。でも、鈴の帰宅を待ってから。

 それまでは、私にできそうな準備をしておかないといけないよね。

 いろいろ考えた結果、私は鈴以外にも、クエストに参加する仲間を増やすことにした。

 もちろん、その仲間とはトモカちゃんのこと。

 翌日の土曜日、早速私はトモカちゃんにもメッセージを送り、ゲーム内で会う約束を取り付けた。

 本日トモカちゃんは、本来ならパーティのみんなとアイーダの森の先にある丘陵地帯へと探索しに行く予定だったらしい。

 それを捻じ曲げて私に会いに来てくれるのだから、相応の誠意を見せなくては。

 そう思って、待ち合わせ場所に向かうと――そこにはトモカちゃんだけじゃなく、トモカちゃんのパーティメンバーのみんなもそろっていた。

「皆さん……トモカちゃんは、待ち合わせしていたからあれですけど、皆さん揃ってどうしたんですか?」

「いやね。ハンナさんが面白そうなクエスト見つけたって聞いたから興味惹かれてさ」

 そう言ってきたのは、トモカちゃんのパーティ――『樹枝六花』のリーダーである、魔法使いのマナさん。

 面白そうって……こちらとしては、かなり危険視しているクエストなんだけど。

「負け前提のボス戦から始まる、チェーンクエスト。興味あるに決まってるじゃん。ほんとーに、ハンナさんのクラスはびっくり箱みたいで面白いクラスだよね」

 などと、私のユニーククラスに独特の印象を抱いているらしいことを言っている人は、まねきねこさん。パーティ内での役割は、盾持ちタンクだそう。

 そのまねきねこさんと、マナさんを挟んで反対側の位置に立っているのは、スカウト担当のノアールさん。

 ちょっと無口なキャラが、鈴と被っている彼女が、軽いノリのまねきねこさんにすかさず釘を刺した。

「でも、負け前提なのと、クエストのオープニングイベントでエレノーラっていうNPCが言ってたことが気になる。油断は禁物じゃないかな」

「だからこそ、念には念をってことで、今回トモカちゃんに話を振ってきたんでしょ? こういう時は数を揃えて、何が起こってもフォローしやすいようにしておくべきだし、私はハンナちゃんの判断は妥当だと思うけどな~」

「うん。私も、ハンナちゃんの話聞いて、これは協力しないとだなって一瞬でそう思ったもん」

 最後に、ヒーラー担当のマリナさんとトモカちゃんがそう締めくくった。

 なるほど、皆私達のために集まってくれたんだね。

 これは、何が何でもクエストは成功させないといけない。

 皆の行為に感激しながらも、私は改めて樹枝六花のみんなに協力を求めた。

 樹枝六花のみんなはもちろん、満場一致で協力してくれるって言ってくれた。

 そして、この日は各自明日、または明後日のクエスト開始に向けた準備をすることになり、この場は解散。

 私は、いつも通り調合三昧に没頭し、足りなくなれば素材集めをしに出掛けて――とにかく、回復アイテムを切らさないような体制づくりに努めた。


 そして迎えた――日曜日。

 鈴は、予定よりも数時間早く帰宅してきた。

 なんでも収録が順調に進んだらしく、早く帰ることができたそうだ。

「お待たせ、華。少し休んで、夜になったらゲームに入ってクエスト受けに行こう」

「わかった。それじゃ、それまでゆっくり休んでね」

「うん」

 その後、鈴は夕食まで軽い仮眠を取った。

 疲れはその仮眠である程度は取れたらしく、夕食の席ではすっかり元気になっていた。

「それじゃ、ゲームでね」

「わかった。――クエスト、頑張ろうね」

「うん。佳歩ちゃんのパーティも、力を貸してくれるんでしょ? なら、きっと上手くいくよ」

「うん、きっとね」

 私達は、最後にお互い頷き合って、それぞれの自室からゲームにログインした。

 他の皆には、夕食前にすでにメッセージでやり取りをして、食後にクエストを開始すること。そして、その前に待ち合わせをして、皆を公爵家本邸に招き入れることなどを伝えてある。

 さらには、鈴は今回のクエストに関して、配信枠も設けたいらしく、そのことに関しても軽く説明がなされた。

 出店に関するクエストということで、経過報告も兼ねてリスナーの人達にクエストの攻略を流していきたいらしい。

 私は断る理由はなかったが、佳歩ちゃん達も佳歩ちゃんを通じて他のメンバーに連絡が言ったらしく、即断でOKが出たらしい。

 『知名度が上がるから』とのことで、あっちもあっちでいろいろあるんだなぁ、としみじみ思ったりもした。

 そういった打ち合わせの通りに、夕食後に私はエレノーラさんの部屋に行く前に、屋敷の玄関前まで徒歩で出ていき、鈴とトモカちゃん達のパーティを探した。

 鈴はすでに配信を始めていたらしく、トモカちゃん達のパーティの紹介を終えた直後のようであった。

「おーい、ハンナちゃん、こっちこっち!」

「みんな、もう来てたんだね。鈴も配信始めてたんだ」

「うん。あとは、ハンナの挨拶だけ」

「あはは……というわけで、遅ればせながら本日また鈴のチャンネルにお邪魔することになりましたMtn.ハンナです、今日もよろしく」

 鈴のチャンネルには、これまでにも何度か出演していたこともあってか、割と私の登場を歓迎する声が多かった。

 さてと――それじゃ、皆を屋敷の中にご案内しましょうか。

「準備はいいかな。よければ、屋敷の中に案内するけど」

「うん。私達も、もういつでもいけるよ」

「わかった。それじゃ、屋敷の中に行こう」

 そうしてトモカちゃん達六人を迎え入れた私達は、私の部屋で待機していた鈴を連れていよいよエレノーラさんの部屋へと向かった。

「こんばんわ、ハンナちゃん。……今日は、ずいぶんとお仲間を連れてきたのね」

「はい。……改めて、エレノーラさん。アイーダの森で発生した問題について、お話をしたいと思いまして、やってきました」

「そう……あの話、やっぱりハンナちゃん達はアイーダの森に向かうつもりなのね」

「はい」

「聞いた話によれば、放っておけば他のプレイヤーたちにも危害が及ぶって話じゃないですか。私達としても、他人事ではありませんからね。協力は惜しみませんよ」

「そう……いい仲間に恵まれたのね、ハンナちゃんは……」

 そう言って、エレノーラさんはため息を吐く。

 そして、これ以上はもう致し方なしか、と言わんばかりの顔で、クエストの詳細情報を話し始めた。

「先日もハンナちゃんには話をしたのだけれど、アイーダの森に巨大なトレントが現れたの。あのあたりは当家が直接管理する森で、公的機関の建物の建築や修繕などに使う間伐材や、薬草類の採集など特に植物関連で重用している森なの。あそこが使えないと、各種ギルドの家屋が損耗した時の修繕はもちろん、住民たちへの医療体制にも支障をきたす恐れだってあるわ。だから、早いところなんとかしたいのが実情ね」

 この前聞いた、うわべの話よりもさらに深刻そうな話が出てきたじゃん。

 これ、放っておいたらそのうちヴェグガナーク内のNPCショップの品ぞろえにも影響が出ていたんじゃない?

 鈴のチャンネルのリスナーたちも、これには驚きの声が広がったらしい。

 私がそんなことを考えている間にも、話は進んで行く。

「もちろん、何とかしたいのはやまやま。でも、事態の裏側には、どうやら当家と敵対する闇ギルドが絡んでいるらしくて――派遣した私兵団は、皆帰ってこなかったの。つまり、敵の巨大なトレントがそれほど強い存在なのもあるのでしょうけど――」

「その、闇ギルドって組織の妨害工作も十分にあり得るって話ですね」

「えぇ。闇ギルドは、そういった特殊工作のプロフェッショナルだから――あなた達も、そうなる危険性はとても高いわ。それでも、行くというの?」

「…………もちろんです。さっきも言った通り、そうじゃないと他のプレイヤーにも支障が出る。やっぱり、放ってはおけませんからね」

「わかったわ。なら――この一件は、不本意だけれど――本っ当に、不本意なのだけれど。ハンナちゃん達に、任せることにしたわ」

「ありがとうございます。かならず、達成して見せましょう」

「くれぐれもっ! くれぐれも、無茶はしないように。そして、必ず、全員揃ってまたここに戻ること。それがクエストの絶対条件ですから、その旨忘れないように。いいですね!?」

「はいっ!」

 しつこく念を押され、それでようやっとクエストは受注扱いになった。

 おそらく、この後アイーダの森に行けば、所定の地点辺りで件の、巨大なトレントとやらと戦闘になるのだろう。

 詳しい場所を聞き出し、私達はアイーダの森へと向かった。



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