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24.

 彼女を逮捕する突破口は、何も見つからなかった。


 そこで、気分転換に場所を移すことにした。

 レナードさんのおすすめの喫茶店へ行くことになり、そこで今後の方針を話し合おうということになった。

 そして、その喫茶店へ向かう道中、私は八人の男たちに囲まれていた。

 いきなりハーレム状態である。

 

 まあ、急にモテ期が訪れたわけではなく、彼らは私の護衛である。

 私の両隣りをマッチョくんとレナードさんが歩き、前に男が三人、うしろにも男が三人という状況だ。


 男男男

 レ私マ

 男男男


 これが、シェリルハーレムの布陣である。

 鉄壁の守りだけれど、よく見れば上ががら空きだ。

 もし上からレンガが落ちてくれば、彼らが私の上に覆い被さるということなのかしら。

 それだと確かに、レンガが直撃する心配はないけれど、違う原因で命を落としそうだ。


 それぞれ個性豊かなイケメンたちに覆い被さられて命を落とすのが、シェリルハーレムが迎える最後にならないように、私は何か彼女を捕まえる証拠を見つけなければならない。


 喫茶店に着いた。

 席に着く際に、シェリルハーレムは流動的にポジションチェンジをした。


 男男男男

 テーブル

 男レ私マ男


 現在は、このような布陣である。

 とりあえず、ハーレムのことは棚上げにして、私は証拠を見つけることを考えていた。


 そうだ……、ミランダと再会した時、私は何か違和感を感じていた。


 彼女が私を指差し、驚いている様子を見て、何かを感じた。

 その違和感が何だったのかわかれば、証拠を見つける突破口になるかもしれない。


 彼女だと分かっているのに、証拠がないせいで、逮捕できない。

 このまま逃げ切られたら、彼女はきっと高笑いするのだろう。

 あるいは、また私を狙ってくる機会をうかがうのかもしれない。


 そんなのは嫌だ。

 最後に笑うのが彼女だなんて、絶対に嫌だ。

 嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ……。


 あ……、それよ……、それが、私の感じていた違和感よ……。


 もしかしたら、証拠が見つかるかもしれないわ!

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