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脱初心者

【定期】YouTubeで月曜から金曜まで小説作る配信します。開始時間は13時半ぐらいからです。スリーユウで検索すれば出てきます。尚、祝日とかは休みです。

『フィールドボスを撃破しました。土のフォースを所得しました』


目の前にウィンドウが現れ、安堵の息が出た。


「おめでとう、レイン君、傍から見ていたらこんなにハラハラするんだね」

「一瞬、ドリルを避けられなくて、死ぬかと思いました」

「俺もあれは危ないと思ったよ。でもその代わりにその刀壊れちゃったね」

「まぁ、修復できるらしいので、修復しますよ。結構、性能いい感じなので」

「あーでも、その武器、直せる人が今の所、少ないかもね」


そのカザミさんの発言にレインは驚きの声を上げる。


「え、そうなんですか?」

「武器の耐久値を戻すだけなら、誰でもできるんだけど、完全に壊れた武器を直すのって、武器のランクで、直すのに熟練度がいるんだよね」

「そうなんですね、とりあえず、それなら、直せる人探してみますね」


そうなのかと頭を悩ませているレインにカザミは言葉を掛けた。


「自分の知り合いに、直せる人知っているから、紹介しようか?」

「え、いいんですか?」

「うん、あっちにもいい話だろうしね」

「ありがとうございます」

「ここで話しても次の人が困るから、ここ出ちゃおうか」


ボスのリポップの関係もあるのだろうと思いながら、俺はカザミさんと共に来た道の逆に出来た出口に向かった。


しかし、そこで俺は出口の道に入る手前の壁に、亀裂が入っているが見えた。


「なんだ、これ」


亀裂の入っている壁を少し触ると、その壁が崩れて、奥に空洞の空間が出てきた。


「これは?」

「自分もこれは知らないね、何だろう。それにしても、こんな気づきづらい場所にいやらしいな」


確かに普通ならボスを倒して、さっさと出て行ってしまうはずなので、少し手前の壁なんて、注視しない筈だ。奥の空洞の空間を少し進むと白骨化しているNPCの死体と思われる遺体があった。その遺体には、一つの本が握られていた。


「ここはなんでしょうね」

「さあ、何か、アイテムが眠っているかもね」


レインが周りを見渡しながら、何気なく、白骨化しているその本を手に取るとレインの目の前に一つのウィンドウが出現した。


『ユニーククエスト、炭鉱夫の夢を受注しました。受けますか?』


勿論、その文字の下には、イエスとノーの文字が並んでいた。しかもその下にかっこがあり、1人限定と書かれていた。


「これが、珍しいクエストって奴ですか?」

「そうだね、ワールドクエスト、ユニーククエスト、サブクエストって順だから、そこそこ珍しいクエストだね」

「これって受けて、デメリットってありますか?」

「特にないはずだよ」

「このクエスト、どうしましょう、一人限定って書いてありますけど」


そう一緒に受けられるものなら良かったのだが、一人限定と書かれている。ある意味、奪い合いになってもおかしくない。


「見つけたのはレイン君だし、俺の事は気になくていいよ」


レインの心配を他所にカザミさんは普通の対応をしてくれた。


「では遠慮なく」


カザミさんの返事を聞いて、俺はすぐにイエスを押した。


「他には何もないみたいだね、それじゃ、ここを出ようか」

「そうですね」


周りを見渡して、他に何もないようだったので、今度こそ、俺たちは坑道を後にした。


しばらく、普通の平野を歩くと次の町が見えてきた。町に到着するとカザミさんに連れられて町の中心に来ていた。そこには最初の町エストの中心にあった同じものが置いてあった。


「さあ、ここが、リスボーン兼、ファストトラベルポイントだ。さぁ、レイン君、この石に触れて」


カザミさんに言われるとおりにすると、ウィンドウが出現した。


『リスボーンポイントの更新が終わりました。フォストトラベル地点 追加ゴルドラ町』


どうやら、石に触れる事で色々な更新が行われるようだ。


「さぁ、これで大体、初心者に大体必要な知識はついたと思うよ」

「それはありがとうごいます」


どうやら、カザミさんは初心者の俺の為に気を使って色々教えてくれていたらしい。


「いい時間だし、僕はここら辺で落ちようかな。先にフレンド申請しとくよ。今度、知り合いを紹介するって言ったしね」


メニューを開くと申請が来ていたのですぐに承認を押した。


「重ねて重ね、ありがとうございます」

「それじゃ、またね」


カザミさんはメニューを操作すると光に包まれてログアウトしていった。俺も時間を確認すると11時30分と表示されていた。その時間に少し冷や汗を掻くとログアウトボタンを押した。


ブックマークありがとうございます。

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