飛龍の拳 Ⅲ 〜変身〜
ハヤトを操り順調に進んでいると、何やら意味深な入り口があり、訝りながら入ってみると突然ハヤトが変身! まるで密教の十二神将のような姿です。そして画面が切り替わり、眼前には巨大な魔物! 名前は忘れてしまいましたが、これまた密教の悪神の名を冠する魔物だったと記憶します。そしてこの魔物とはRPG形式のコマンド入力で戦うのです。攻撃を繰り返すとゲージが溜まって必殺技が使えるのですが、飛龍の拳(なぜか蹴り技)を使うとハヤトが画面に現れ魔物に蹴りを入れる演出がなされます。この演出がカッコよく、しかも魔物の大きさを実感できます。(推定全高約十五メートル)
魔物を倒すと謎のアイテム、剣の柄を入手。そして敵ボスとの対面。勝利するとやっぱり竜の牙、暴風明王クジャクでした。正体を現すとき、「私の美しい顔に傷を付けたな!」というナルシー発言もナイス。こいつもキャラが立ってます。
で、このクジャクも強い。例によって法術は防御不能。何度もやられて詰んだと思いました。が、あの魔物と戦った時のように、ボス戦でも変身できるのでは? と、ひらめき、試しにポーズを押したらやっぱり出ました。変身コマンド! さあ、反撃開始です。
思ったとおり、変身すれば法術が防げます。しかも変身したハヤトは棒を武器に持ってます。そしてビジュアルもカッコいい。必殺技、飛龍の拳の迫力もアップしてます。実は変身すれば龍戦士も法術が使えるのですが、それに気付くのはずっと後です。
見事、クジャクを倒して小エンド。幽閉されていた本物の頭領を救出し、謎のアイテムの示唆も与えられます。娘にも感謝されますが、ハヤトはクールに去るのでした。