運命ー異性ー変化
いきなりこっちに向かってやって来た!
あ、亜紀は何をしたいんだ!
ううううう?
「ひょいっと。あ、お兄ちゃん軽いね〜!うわ、なんか背ぇちっこ!」
ななななななにがしたいんだ!もっと、こう、お兄ちゃんである事を確かめるとかできねぇのか!
たしかに女体化したせいか、身体は軽いし、背も小さくなった。けど…
『おーい、亜紀…おーい、亜紀ぃ…』
聞く耳を持たないとはまさにこのことだ。ていうか、
『ちょ、ちょっとちょっと…』
な、なんか、服脱がされたんですけど…あっ!
…ブクブクブクブクブク…風呂に入らされ、なにをされるかとおもったか…
はっきり言おう!女子に痴漢する奴は、絶対心臓病患って死ぬからな!覚えてろ!…俺の場合、女子→女子だったけど…
(読者様、本当に痴漢は心臓に悪いのでお引取りを!)
『はぁ〜』とため息まじりに風呂から上がった。
ふろのなかであったことは、もう思い出したくない!
風呂から上がると急に真面目な顔になって聞いてきた。写り身が早い!俺は亜紀のドライヤーで髪を乾かしてもらいつつ、質問に答えた。
「1回死んだ時ってどんな感じだった?」
なんか真面目な顔できいてくるから、答えないわけにはいかない。
『エェ、どんな感じってったって…うー、なんか、ずうと眠ってた感じ。』
………………
「じゃさ……は?」
『Zzz』
「お兄ちゃん聞いてるの!起きろ〜!』
あんまりうるさかったから寝る真似をしよう…
ちょっと面白くなってきたかな?批評も忘れないでください!