始まり
プロローグ
「あんの!クソ部長ー!!」
夜の街にその声が響きわたった。
ご近所迷惑この上ないことは分かっているがこれが叫ばずしていられるか!
「あのデブ部長、美和にまで手ぇだすたぁ真面目に殺しぇ」
彼の勤めている会社の部長は新人の女性社員に手をだしている、まぁセクハラだな。何度もその事を会社に訴えたがその部長は会社の社長の息子だったのが悪かった。
軽く揉み消され、俺は会社を首になった。
「はぁ~明日から仕事探さねぇと、まぁ俺まだ25だしいけるいける!」
とりあえずポジティブになることにした
美和、平気かな。あいつは小動物みたいに常にビクビクしてるし
クソッ!もう少しやり用があったんだろうが、ダメだな頭に血が昇っちまってたし
「はぁ」
ため息しかでない、この時の俺は冷静ではなかった
だからマンホールの蓋が開いているのにも気ずかなかったのだろう
「うぇ?」
あの伝説の配管工マ◯オのようにマンホールには落ちなかった
右足から落ちていき膝頭をぶつけ腹をうち顎に衝撃が走る
「まぢ・・・か
そこで俺の意識は飛んだ