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そんな馬鹿な

 さて。

 あるところに、三人の酒飲みがおりました。この酒飲みたちがあるとき、一瓶ひとびんの酒を争って、「そんな馬鹿な」と言ったら負け、という勝負をすることにしました。

 初めの男が言いました。「おれは凄い力持ちだぞ。おれがその気になれば、あの富士山だって簡単に動かせるのさ」

 しかし他のふたりは何とも反応しません。次の男が言いました。

「おれは足が速いんだ。やろうと思えば北の果てから南の終わりまで半時はんときで走り抜けられるのさ」

 しかし他のふたりは鼻を鳴らすばかりです。最後に残った男が言いました。

「実はおれ……酒って好きじゃないんだ」

 この発言に、ふたりの男は思わず目を剥き声を揃えて、

「そんな馬鹿な!」

 最後の男が見事に一升瓶をいただきましたとさ。


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