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惚れ薬

 さて。

 あるところに、町で惚れ薬を手に入れた男がおりました。男は是非とも美しい女を嫁に得たいと思い、町で一番と評判高い女にその惚れ薬を振りかけようと思いました。早速行って覗いてみると、女は世話人の老婆とともに確かに家におりました。そこで男は女の家の戸口、その屋根の上に登って待ち構えておくことにしました。

 いよいよ女が出てくる段になって、男が惚れ薬を出して構えていると、どこからともなくそよ風が吹いてきて、鼻をくすぐられた男は盛大にくしゃみをし、その勢いで舞い上がった惚れ薬が女に先んじて戸を支えていた老婆に降りかかりました。

 惚れ薬を浴びた老婆は男を見るなり目の色を変えて追いかけてきました。

 男は全力で逃げ出しましたとさ。


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