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赤きカーテン恨めしく

ふと楽器の音が聞こえた。

吹奏楽部かな?

そういえば、退屈な音楽の授業のとき、窓から非常階段の白い手すりが見えたっけ。

手すりから手を伸ばせば、吹奏楽部のみんなに気づいてもらえるかも!

しかし、音楽室には赤いカーテンが引かれていた。こっちの気も知らずに、はたはたとはためく。(おのれカーテン、呪ってやる)


ホコリは下に下に積もってゆく性質を持ち合わせていらっしゃるようで、降りれば降りるほどホコリの量が増えていく。はっきりいって、こんなとこ歩きたくない。


カンカンカン


「あー!ドアがある」

みーなが叫んだ。

「ここから出れるかも!早く開けよっ」

「うん!」

しかし。

「また鍵掛かってる」


そりゃないよ。

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