夢想見た私は
掲載日:2023/12/15
頬杖 俯いてた 夢の跡
時間の糸 指先で なぞる
枯れた花が 床に舞う 秋の宴
夢想も疲れる 細い線が切れそう
遠い空の青さが 身を焦がす
胸の奥 ざわめく 無名の願い
幻想の繭に閉じこもり 踊る
人に 俯いていた 過去の欠片
ふとした瞬間に 指先に触れて
夢想の中で 見失った言葉
いくつもの夜を 彷徨う
人に 寄り添いながら
夢の中でまた 新しい旅へ
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あとがき
静かな世界に
頭を垂れて繰り広げる夢想も
やがて退屈の域に達する




