あせらずに、いつも
揺れる気持ちは今日は別のところから
昨日とは違う角度で、
そして昨日とは違う速度で来たから
キミのことを余分に
感じ取ることができないでいた
「あせらずにいくよ・・」
誰に向かって宣言したわけでもないけど
キミに伝えたいこと、たくさんあるから
この夏のあいだに
これだけは
伝えてみたいと思った
まだ白い枠の中に収まらない
一日の休み時間に
僕は脚を組んで
特に何も思わないでいようとする
恋愛について・・キミの笑顔が目に浮かぶ
明日の約束事・・キミの言葉を思い出す
半月後のテスト・・キミの真面目な表情に憧れる
思い出すたび、すべてはキミへと結び付く
もう少し、時が過ぎれば
ちょうど今の時間
白いペンキで施された窓枠の中に
明るい太陽が収まるから、
そうしたら
僕は安心して
キミのココロの枠に
たぶん笑顔を返せると思うから