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第三話 明転生する。

プロローグみたいなので3話も使ってしまってます。

その為簡略しようとして話が吹っ飛んでる気もしますが( ;∀;)

温かい目で見ていただくと嬉しいです。

アースガルドの東方に位置する国 東方幻影皇国

その国は島がいくつも混在しており独特の文化を持つ希少な国である


その中に皇国の厳重な管理下に置かれてる一つの島がある。


その名は 神鳴島


その中に唯一ある村 神鳴村にある一組の夫婦がいた。


名前は不動幻魔、弥生夫婦である。

息子が一人いて名前は、弥太郎。

まだ4月の肌寒い日であった。


「母上、自分がやりますので休んでてください。自分がやりますので」

「弥太郎、いいのですよ。体を動かしてないと丈夫な赤子が生まれませぬ」


弥太郎が心配する中、臨月を迎えた弥生が洗濯物などを畳んでいる。

しばらくすると

「今帰ったぞ」と幻魔の声がする

弥太郎が軒先のほうに迎えに出た。


「父上今日の成果はどうでしたか?」

「大量だぞ!喜べ今日は獅子鍋と魚だ。精が付く物をと思ってな」

「夜叉も頑張ってくれたわ ははははは!!」

「お師匠様ご謙遜を、ほとんどお師匠様の剣技のお陰ですよ。」


夜叉と呼ばれる物はいう。


幻魔は独自に編み出した真幻流という剣術の使い手であり

幻想武器 七星剣の所有者でもある。


夜叉は幻魔に憧れ真幻流の門下生になったものである。


「いやいや 夜叉よ、お主の独鈷所も素晴らしいぞ、

わしではあんな使い方は出来ぬわ」


「貴方達、軒先で何をしてるのですか?食事にしましょう。」

「そうだな 飯だ飯!!はははは!!」


みんなで賑やかな食卓を囲みその後日課の訓練をしてる時に

弥生の容体が変わった。


「弥太郎、産婆を呼んで来い!夜叉 お湯と布だ!急げ」

「委細承知!!」


この村ただ一人の産婆がやってくる。

「男は入室禁止だ! しばらくしたら呼ぶから外で待ってな。」


男3人はじっと待つ・・・・・・・・

・・・・・・・・・・

・・・・・・・


1時間もしたころか 「ふんぎゃぁぁぁ」と赤ん坊の泣き声がする。


幻魔が「弥生でかしたぞ!!それで男か女か?」


産婆が「玉のような男の子でございます。」


「よーやったよーやったのぉお」

「父上、母上おめでとうございます。」

「お師匠様、弥生様おめでとうございます。」


と皆で喜んでる最中にそれは起こった。

赤ん坊が光っているのだ。不思議な現象だった。

真夜中に近いとはいえ周りが明るい。


幻魔が突然閃いたようにみなに言う。


「名前を決めていなかったが この子の名前は明にするぞ!!」


弥生が突っ込む。


「旦那様 安易すぎませぬか?」

「いや もう決めた!!天からの采配じゃ!!はははは 良かった、良かった。」

「弥生 頑張ったな。でかしたぞ。」


夜叉が喜びながら外へと出る。

(あの光はまさか、いやあり得るかもしれぬ。記憶の片隅にある主というべきか?

しばらくは様子を見なければ なにか記憶を揺さぶられる感じがする。)


この男が先に転生した金剛夜叉明王の転生体なのだが記憶を失くしている為に

はっきりとは分からないのだが温かな光はなにかを思い出させるのであった。



それから6年という歳月が過ぎた。



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