第一話 赤ん坊に異世界に飛ばされました。
初投稿です。小説をなんとなく書いてみたくなり筆を執りました。
小説はまったくの未経験なので誤字、脱字などありましたら指摘くださると幸いです。
俺の名前は 不動 焔 (ふどう ほむら)
年齢は20歳 ピチピチだが、何処にでもいるコンビニアルバイト店員だ。
出身はド田舎 一応車持ちだ。
そんないつもの日常に変わった出来事があったんだ、聞いてくれ。
はぁ 今日も一人で夜のコンビニ作業
コンビニには色んなお客さんが来るが深夜は特にひどい。
主に風俗関係が多い、ついで暇人の立ち読み
時には罵声を浴びせられることもある。
もう慣れたが、さすがに朝まで一人は暇すぎる
正直ド田舎なのでほとんど人が来ない。
とそんな日常を過ごしていたが、ある日の事一人の女性のお客さんが入ってきた。
入ってきたことに気づき一応【いらっしゃいませ】と一声かけ作業に戻った。
その人はそのままトイレに入った。
そのまま1時間ほど入荷した商品を出し女性のお客さんはなにも買わずに帰ったと思ってた。
確認の為一応トイレを覗こうとしたら、床に点々と血がついて
そのままゴミ箱まで続いてた。
〇〇用品ならトイレに捨ててくれよ!くそがぁと思いながら
開けると黒い袋になにかが入っていた。
「うああああぁぁあ なんだこれはー」
中にはまだ動いている赤ん坊 ただ不思議なのは生まれたてにしては
少し育ってる気がする。
それはどうでもいいわーー 警察だぁ と即電話をする。
明け方なのに店主と店長も呼び出す。二人とも寝起きのせいで仏頂面だ。
長い現場検証の後、調書を取られようやく帰宅できることに
車のエンジンをかけてると店主から
「今日の夜も一人だけどよろしくな、俺はビデオカメラのチェックだ」
「ただな 写ってないんだよな 女性と赤ん坊が」
「夜に一緒に確認してもらうけど、とりあえず疲れたろう 休んどきな」
正直マジかよ、丸一日休ませてくれーとは言えず分かりましたと言い
車に乗り込んだ。
自宅までは20分 田舎なのでバイト先といえども遠い。
運転中に何気なくバックミラーを見ると、先ほど捨てられた赤ん坊が
座っている様に見える
もう1度振り返るといなかった。
疲れてるんだな さっさと風呂と飯にありつきゲームでもしよ!と帰宅を急いだ。
家に着いた時に、後ろを見るとまた赤ん坊が座っていた。二度見するといなかった。
やばい!これは本格的に疲れてる。飯と風呂だな
風呂に入り食事をしてると対面にまた赤ん坊が座っている…
普通はビビるんだが不思議と驚かず対面の赤ん坊を食事をしながら観察する。
見た目は赤ん坊なのだが、なぜか手が4本あるのに気が付いた。
「君はなんなの?自分に何か用」
と聞いてみたがただ笑っているだけ 赤ん坊だしな そんなもんか
良くわからんが疲れてるし食器を洗ってさっさと寝よと席を立ち台所に向かい
振り返ると消えていた。
幽霊かなにかの類か!明日コンビニで話してみよーと思い自分の部屋に入る。
いつもやってるMMOのデイリーだけ済まして寝ようと思いPCの電源を入れた。
電源が入らない!えー今日のディリークエストだけでもやらせてくれー!!
がっかりして色々点検してると フィーンとPCの音がした。
よっしゃーーーと思いPCの前に座ると いつもの画面ではなく赤ん坊が
画面いっぱいに
「あははははははははは ようやく見つけた!!我が主よ!」
赤ん坊の背中に後光が差し部屋全体が光に包まれた。
次の瞬間部屋の中には誰もいなかった。