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告白
昼休み。
かず美はまた一人で屋上に行き、パンを食べていた。
ゆめ子は友達と一緒に食べる約束をしていて、今友達と一緒にいる。
扉が開く。
かず美は気に求めないで、パンを咀嚼する。
男はかず美の横に行き、弁当を食べ始めた。
無言の時間が流れる。
なんかきまづい。
何を話すか考えていきとき。
「矢本だったけな?そういや俺の名前言ってなかったな。俺の名前は細国雅也だ」
細国雅也。聞いたことがある。
父親が野球選手の監督だったから、ちょっとだけだがテレビに写っていたことがある。
「矢本。単刀直入に言う。俺、お前のことが好きだ」
「えっ……?」