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百合
少女は口を開いた。
「私の名前は犬山ゆめ子!!かず美って呼び捨てで呼んでいい?」
「別にいいよ」
かず美は正気を取り戻して、ゆめ子の可愛い顔を見る。
「ちょっと言いたいことがあるんだけど………」
ソワソワと体を動かしていて、表情は赤くなっていた。
ゆめ子が口を開く。
「私は小学生のときかず美にあって好きになりました!!私と付き合ってください!!!」
えっ?
告白。
かず美は気になる点が一つあった。
私達小学生のときあった記憶ないけど…………。
そんなことは置いといて、告白の返事はすんなり返せた。
「いいですよ」
ゆめ子は返事を聞くと、ガッツポーズをした。
喜んでいるゆめ子を見て、かず美は少し微笑んだ。
私達は付き合ことになった。