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双翼の精霊騎士王  作者: 星丸
冒険家になりました
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ニート脱却します

初投稿です。文力を高めたいので、よければ感想等をよろしくお願いします

「はあ...ここもダメか...」


オレの名前はエルシア•ロード、騎士志望の15歳だ


「ったく、やっぱ世の中血筋が全てなのか?」


母を楽にさせるため、都会であるフルーズの町にきたオレは今現在、3度目の正直と気合を入れて入団試験を受けた騎士団に落ちナイーブな気分である。

試験中、明らかに自分よりも剣の腕が劣っている人たちがいたが、その人達は騎士の家系なのか全員受かっていた。ので、そろそろ転職も考えているところだ。

世界まじでふざけんな


「......まあ、騎士王なんてそう簡単になれるもんじゃないしな」


世界は甘くない。リベリアウト王国は比較的豊かな国で平和ボケしがちだ。だが、世界には数多くのモンスターが溢れている。

そのため明日もわからない人が多いのだ


「まあ、とりあえずは騎士以外かな」


リベリアウト王国は島国であるがため、他国に比べさまざまな職業が必要になってくる。主に騎士、魔道士はモンスター達から国民を守るために戦う。


そして冒険者にはギルドと呼ばれる集団があり、ギルド単位で未開の地を探検したりするが、時々個人で個人の依頼も受け付けるため何でも屋みたいな感じだ。


職人、農家、商人は戦闘することがなく、名前のままだ。この6つの職業がある。

そして、騎士は騎士団に所属する必要があり、その中でも見習い、半人前、1人前、騎士団長など複数の階級に別れている。

ちなみにオレはこの6つのどこにも所属していない、いわゆるニートだ。オレの夢の騎士王などと言うものは今の所ないが、いつかなることを夢見ている


「うーん、魔道士は魔術系のスキルが低いから却下、冒険者は...まあアリだな。職人も農家もスキルが低いから却下で商人は...うん、オレにはあんなことする自身はないしな......」


笑顔で知らない人に話しかけるとか、難易度が高すぎる。

どうしようか...そろそろ王国貨幣も底をつきかけているし早いところなれる職業を見つけて食いつなぐしかないな。

今日の分の宿代と食事代でもう貨幣は無くなるだろうし、とりあえず今のうちに冒険家になっておくか。この国では成人してから2年後である17歳になると職業を変更するには面倒な手続きがいるから。

生きづらい世の中だぜ


「すみませーん、職業を変えたいんですけど」


「はい、なんの職業になさいますか?」


「冒険家でお願いします」


「かしこまりました。就職、頑張ってくださいね」


「ははは......はい、頑張ります」


綺麗な受付のお姉さんにそう言われると心にくるものがある。いつかギャフンと言わせてやる。

書類に契約すると、オレの情報が載っているカードに職業冒険者とついた。さっきはなんだったか?……浪人って書かれてたよ畜生!!


「さてと、クエスト受注するか。何にしよーっかなー」


クエスト掲示板でクエストを探す。できるだけ早く終わって多く貰えるもの......うし、これだな。

落し物探し系クエスト。場所も今いるフルーズの町から近いエインツの港だ。んで、探すものはっと......


「剣の落し物か......珍しいな。まあ業物だったらもう既にパクられてそうだけど」


探し主の名前にはエレイン・ニアムの名前が書いてあった。それを確認してからクエストを受注する


「さて、探しに行きますか」

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