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俺、最強!!

 ふっふっふ久し振りだな。


 俺だよ俺、元シーサーペントさんだよ!!


 あれからものすごーーーーーーーい時間を掛けて.....俺はなっちゃったよ?


 えっウザイからはよ言えって?そんな事言っちゃやーヨ。


 ......長い年月、笑い袋しか話し相手が居なかったからあのバカの喋り方が移ってるやんけ。


 まあいいや、そうそう俺は遂に最終進化まで行っちゃたんだよ。


 まあまあお暇なら俺のステータスを見ていってよ。




リヴァイアサン   最終進化種


LV 999/999   

  

経験値$%*+|%’&!¥/999999999


HP  9999995/9999999


MP  99999/99999  


攻撃力  893000


防御力  721900


素早さ  175000


魔力   678900



スキル   悪食 全力疾走 電撃 ハイドラシュレッダー タイダルウェーブ 

      アトミックレイ テンペスト コキュートス トールデンハンマー 

      ニュークリアウインターブレイク 天の笑声バンク その他


称号    異世界の転笑者 敵前逃亡祝カンスト突破記念 不意打ちエンペラー 

      追い込み漁の超人 チキンハードボイルド ジャイアントキリング

      噛ませ犬ハンター スモールジェノサイド 雌好き その他 

      


 ......見ろよ......見てくれよ!!俺、圧倒的だろ?この9の羅列、目が痛くなるぜ。


 バハムートが攻撃力15000位らしいから俺様がどれだけヤヴァイのかわかるだろう?


 最凶は俺様だ!!.......海から出られんが......。


 経験値はカンストしたら文字化けした。


 正直、今どれくらいあるのかは既にわからん。


 カンストすると同時に食欲も無くなった。


 俺の唯一の楽しみがこの世から消え去った時だ....食欲come backを願う。


 そしてスキルだ!!既に名前からしてやばそうなのは最早試してすらいないぜ!!


 色々とリヴァイアサンにしては有り得ない技が色々とついてるが多分喰ったもんが悪いんだろうな....


 称号.....これはもういいだろう...。


 俺の長き時間の黒歴史の闇だよ。


 あ、雌好きにだけは弁解させてくれ。


 シシャモが美味しくて大量乱獲したらついたんだ....子持ちシシャモ、うまいよね。 



 そんなわけで長い時間を掛けて海のみで世界最凶になったのだが.....うん?何でHPが4減ってるんだって?


 それよ!それ。


 さっき頭だけ海の上に出してタチウオの真似をしながら寝てたら後頭部を何かに強打されて目が醒めたのよ。


 何なんだろうな?


 <自分一人なのに他人に話しかけるごっこの最中に悪いけどそこら辺で漂流してる人間を助けてあげたら?>


 おぃー、急に話しかけてきたと思ったら冷たいツッコミだな!!


 あん?人間!?アイツらこの間まで陸でウホウホ言ってただろうが。


 こんな海のド真ん中にいるわけねえだろ!!


 <いつの話をしてんの、さっき大型船が君の後頭部に直撃して大破してるよ。>


 見回すと.......居るな......今の俺からだとミジンコみたいなウホウホ共が


 <一応人間も僕の管理だからどうにかしてやって。>


 おい、菓子を喰ってるような音がするぞ。


 お前何喰ってんだ?.....まあいいや、お前には暇つぶしに話を聞いてもらってる恩があるし助けてやんよ。


 俺は口を開けたまま進化したらしきウホウホ共を回収して回る。


 そのまま海上に頭を出し口を開いたまま近場の島まで持って行く。


 く、口が乾いて唇が荒れそうだぜ......




 勢い良く島の浅瀬に突っ込むと人間達が俺の口から出て行く。


 「うわぁ~、身体中が生臭い.......」


 「正直、助けてもらってありがたいけど拷問だよねこれは......」


 えっ?えっ!?何々どういう事!?助けたのに感謝無し!?


 百人位の人間から感謝の言葉も無く臭いと言われ俺は泣きそうになる。


 て言うか泣いた。


 「りゅ、龍王さまが泣いてるよ!!何で!?」


 「もしかして人間の言葉が通じてるのかな!?ねえそうなの?龍王さま?」


 俺は涙を流しながら「きゅきゅーん!!」と鳴き声を上げる。


 何故か俺の声は甲高いんだよなー、意味わかんね。


 「うわ!!かわいい声!!よく見ると龍王さま、可愛いよね!!鱗もピンクで青い目もつぶらだし!」


 「マジかよ!!お前ら趣味悪いな!!」


 く、コノヤロウ!!趣味が悪いとか言ったむさいゴリ男、テメエ喰ってやる!!


 荒ぶりながらビタンビタンと砂浜を跳ねてると.......浜辺にうち上げられちゃった。


 ヤヴァイ、海に戻れん!!死ぬ!!.....あれ?そういや俺ってエラ呼吸なのか?肺呼吸なのか?長い間生きてきたのによくわかんねえぞ。


 <そもそも....君に..........呼吸はひ.....つような..iyo。>


 こんな時に笑ってんじゃねえよ!


 あー、呼吸に問題がねえならもういいや。


 ......寝てても簡単に死なねえだろ、リヴァイアサンだし。


 まだ俺の周りで色々と俺に対する暴言を人間どもが言ってる気がするが無視して寝ることにした。




思いつきで新作を投稿しているのでこの小説に関してはほぼストックゼロです。

長い目で見て下さい。

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