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お菓子な魔法使いの甘くない日常  作者: 河上亀子
お菓子な新生活編
3/3

異世界事情は甘くない

2話目になります!!

結構、今回説明が多いかな…

ロキに半ば流されるまま家族認定されてから、一夜明け、私はヘルさんに連れられて屋敷の中にあるという書庫に向かっていた。ロキ曰く、異世界で生活するには知識からという事だった。幸い次男のヨルムンガンドことヨルさんは読書家らしく、今向かっている書庫もヨルさんが管理しているとか…


「エリーちゃん、昨日は良く眠れましたかしら?」


ヘルさんは、心配そうに私に尋ねる。

あれから、結局私は抗議も虚しくこの世界でエリーと名乗ることを余儀なくされたのだ。


「はい!ベッドもふかふかでお陰でぐっすり眠れました。」


「そう、それは良かったですわ。」


そう言いながら、ヘルさんは私に微笑んだ。

今日も白と黒の髪が印象的なヘルさんだけども、昨日の話によると彼女もまたロキ同様に神なのだという。


「そういえば、ヘルさん。」


「お姉ちゃんって呼んでって、昨日言ったのに…もう」


拗ねたようにそんなことを言うヘルさんだが、私は会って間もない人をいきなりお姉ちゃんと言うのも気が引けたし、何より少し恥ずかしかったので、そのまま無視して会話を続ける。


「ヘルさんってその…ロキと同じ神様なんですか?」


同じ年上でもロキは外見が小学生(低学年)なのもあり呼び捨てだが,ヘルさんは外見が大人びていることもあって、名前の後ろにさんを付けて呼んでいる。まぁ、実際は私(現在外見年齢10歳、中身三十路一歩手前)なんかより、ここにいる人達は確実に年上なのだろうけど…だって、神様とその家族だし、外見だけが全てではないのだ。


「えぇ、そうですわ。私自身もお父様と同様、《冥界めいかいの女神》と呼ばれている女神ですのよ。」


冥界めいかいという言葉が気になったが、やはり彼女もまた神なのだという。


「ということは、ヨルさんとフェンリルも神様なんですか?」


「いえ、彼等は確かに血で結ばれた家族ではありますが、厳密に言うと神獣になりますわね。」


「神獣ですか?」


「そう、神獣ですわ。ヨルムンガンドは《世界に巻きつく大蛇》、お兄様のフェンリルは《終焉を呼ぶ白銀狼》と呼ばれる、本来は蛇と狼の姿をした神獣ですのよ。」


なんというか、スケールのでかい異名に呆然となりつつも理解しようとした。取り敢えず、どうやらここにいる人達に普通の人間はいないようだ。いや、むしろこの世界に人間がいるのかも怪しいのだが…


「何だか、変な感じがします。私の世界には、神様は遠い雲の彼方の住人で、いつも私達を見守っているイメージだったので、こんなに近くに神様がいるなんて不思議な感じですね。…もしかして、この世界には神様しかいなかったりしませんよね?」


現時点でその可能性を危惧していた私はヘルさんに尋ねてみた。


「そういえば、その説明をしていませんでしたわね。大丈夫ですわ、この世界にも人は住んでいますわ。」


そう言うとヘルさんは歩みを止め、私の方を向いて説明してくれた。


「…この世界は通称《楽園ユートピア》と呼ばれ、神や人、そして多くの亜人と呼ばれる者達が共存しているのですわ。そして、ここでは貴女の世界に存在し得ない魔素(まそ)が世界に満ちていますのよ。」


魔素(まそ)ですか…?」


「そうですわ。魔法を使う力の総称ですわね。この世界では、日常的に魔法が使われているのですわ。」


なんていうか、とてもファンタジーな事を言われて実感が沸かないが、どうやらこの世界には私が夢物語の世界でしか聞いたことのない魔法が存在しているようだ。なぜだろう、魔法と言われて少しわくわくしてしまう。


「それから、もう一つ重要な事を伝えていませんでしたわね。昨日も少し話しましたけれど、《世界樹イグドラシル》について説明しますわ。」


世界樹イグドラシルですか…そういえば、昨日も私がいた世界に戻れないのは《世界樹イグドラシル》がどうのとか言ってましたけど…」


「そうです。世界樹イグドラシルは神達が作りし、数多な世界を監視するために作られた制御装置の事です。そこには、時と運命を司る神々が常に数多の世界を看視しているのですわ。世界樹イグドラシルの役割は簡単に説明すると3つ。まず1つ目に神々の力の制御。貴女も思ったかも知れませんが、私達の見た目はあまり人とは変わりませんし、生活もここに生きる人々と対して変わりませんわ。強いて言うなら、人より魔力や治癒能力等が高かったり、膨大であったり、優れているという点でしょうか…。本来、神とはその身に宿す神力で持って世界の均衡を守るために存在したのです。ですが、太古の時代より私達はその力で神同士で争い、世界を滅ぼすなんて事が多々ありました…。」


「…せ、世界を滅ぼす!!」


一つの世界を滅ぼす神の力の説明に私は素っ頓狂な声をあげてしまう。

だって、世界を滅ぼすって言うんだもん!!そりゃ、怖いよ!!

ヘルさんは、苦笑いを浮かべながら続ける。


「えぇ、やり過ぎてしまうのですわ。けれど、それでは駄目だと思い起こした神々によって作られたのが世界樹イグドラシルによる世界を制御する装置。これによって、私達の内にある神力は押さえ込まれていますの。今は、事情がない限り神力は使えませんわ。そして、2つ目は…これは、昨日貴女に言った事に関係しますが…」


聞いても帰れない結果は変わらないと思うが、自分が帰れない理由は聞いてみるだけ損はないだろう。

私は、彼女の話に耳を傾ける。


「他の世界では、稀に向こうでは存在し得ない魔力を持って生まれてくる者達がいるのですわ。魔力が存在し得ない世界で魔力を持つという事は、世界の均衡を崩しかねない危険な事なのです。実際、そうして消滅した世界も過去にあったと聞き及んでいますわ。ですから、世界樹イグドラシルやそこで世界の看視の任を持つ神々は、異世界で異常な魔力数値を持つ者を発見すると、即座にこちらの世界へ召喚するんですの。それが、貴女の世界で言うところの神隠しなんて言う現象になりますわ。」


「召喚ですか…」


「本当はそんな事したくはないですわ。召喚された方々にも向こうの生活があっただろうし…。それでも、世界一つの消滅の事を考えるとやむ得ない事なの。これが、私達が言っていた貴女が帰れない理由ですわね、昨日も言ったのだけれど、貴女の中には膨大な魔力が流れているの。例え、向こうに帰す事が出来たとしても世界樹のシステムに感知されて、強制的にこちらにまた召喚されるか若しくは不純物として世界から排除されていたと思いますわ。」


なるほど、納得した。

私は、ロキの血を飲んだことにより死の危機から脱するもその結果、身体の中に膨大な魔力を得てしまったらしい。それにより、元にいた世界に帰ったとしても世界樹イグドラシルのシステムとやらで魔力を感知され、強制的にこちらにまた召喚されたり、下手したら強制的に排除されるという事になるそうだ。はぁ、分かっていたけど元の世界に戻るのは難しそうね。

でも、待てよ‥


「それなら、何故フェンリルは直ぐにこちらの世界に召喚されなかったのでしょうか…?」


「お兄様…?」


「魔力を持つ者は世界樹イグドラシルにより強制的にこちらの世界に召喚されるのは、さっきの説明で理解できました。でも、それならこちらの住人である彼は何故こちらの世界に直ぐの召喚されなかったのでしょう?」


我ながら、鋭いところを突いたと思う。そうなのだ、私がそもそもこちらに来たのはフェンリルに連れて来られたからだ。それは、恐らくさっきの世界樹イグドラシルにより召喚されたという事になる。それ即ち、フェンリルが世界樹に察知される程、異常な魔力を内に宿しているという証明に繋がるのではないか…

私がそう考えているとヘルは少し、困ったような顔した。


「先程も言いましたけど、彼は神獣です。神獣には神に匹敵する程の魔力を内に秘めています。それを世界樹イグドラシルに認知されないという事は…恐らく、お兄様は意図的に魔力を隠していたのでしょうね。」


「ま、魔力を隠す事が可能なんですか!!」


魔力隠す事が可能ならばそれを学べば、向こうに帰る望みもあるのではと、私は一瞬思ったが、ヘルは静かに首を横に振る。


「普通の人には魔力を押さえ込むなんて芸当は出来ませんわ。それは、お兄様が神獣であるからこそ出来たのですわ。」


ヘルはそう言うと私の抱いていた希望を打ち砕いた。


「元々、お兄様は太古の神々の戦いに巻き込まれて、その結果、貴女の世界に飛ばされたのですわ。」


ヘルはそう言うと、少し切ない顔する。

だが、ヘルは気を取り直したように私の顔をみてにこりと笑みを浮かべて話を続けた。


「色々説明が長くなってしまいましたけれど、最後の3つ目ですわね。これは、直接見せた方が早でしょう。」


そう言うとヘルは手を空に滑らせるように置き、小さく呟く。


「『 個人情報ステータス 』。」


そういうとヘルの前に一枚のパネルのような物が浮かび上がった。


「す、凄い…これ、魔法ですか!!」


私は目の前で起きた不思議な現象に興奮する。それを見て、ヘルさんはくすりと笑みを浮かべた。


「そこまで、大した事ではないのですけど、この世界では当たり前の事なのですよ。これが世界樹イグドラシルの役割の3つ目、ここに生きる人や物質等の情報をプレート化して発現させるシステムですわ。」


「情報をプレート…?」


少し、難解な説明に私は少し困惑し、眉間に皺を寄せた。


「要は、この世界における身分証明だと、考えてくれて結構です。試しにエリーちゃんもやってみて。空に手をかざして『 個人情報ステータス 』と唱えるのですわ。」


私はヘルさんの言われた通り、動作を実行する。

私は深呼吸してから、そっと空に手を置き、そして…


「『 個人情報ステータス 』!!」


すると、自分の前に一枚のプレートが現れた。

凄い、本当に出てきた!!


私が空に浮くプレートに感動しているとヘルさんが微笑ましそう私を見つめていた。

そして、暫くして私はプレートに書かれた私の『 個人情報ステータス 』というのを眺めた。



《エリー/七草恵里菜ななくさえりな

種族:異世界人

性別:女

攻撃力:E

守備力:E

俊敏力:D

魔力 :SS

能力スキル

・菓子職人Lv.8 ・薬草調合Lv.1 ・絶対味覚Lv.5 ・

固有能力ユニークスキル

・お菓子な成功 

《神ノ加護》

・悪童神ノ加護

《称号》

・悪童神の娘 ・お菓子の亡者 


何でだろう、凄くゲーム感が半端ない。まるでRPGゲームに出てきそうな『個人情報』の表記にデジャヴを感じながら、私はヘルさんに不明な点を質問してみた。


「ヘルさん、自分の『個人情報ステータス』を見たのですが、今いち分からなくて…」


「エリーちゃん、少し私に見せて貰えるかしら?『個人情報ステータス』を他の人に見せたい時はをプレートを相手に向けて『開示オープン』と唱えると見せる事ができるわ。」


そう言うと私は自分のプレートをヘルさんに向けて『開示オープン』と唱えた。

ふむふむ、こうやるのか…


「なるほど、これは凄いですわね…」


「何が、凄いんですか?」


「これは、素晴らしいですわね!攻撃力等の力量評価にあります魔力の項目の評価がSSとなっていますわ!これは、通常でしたら神と同格の魔力保有量になるんですの。それに《能力スキル》や《固有能力ユニークスキル》もそうそう手に入るわけではありませんの。どうやら、向こうの世界にいた時の情報がこちらの世界に来た事で反映されたみたいですわね。」


彼女が説明するに攻撃力や防御力の力量の評価は通常A〜Eの五段階で評価されるらしい、対して私の力量評価は攻撃や防御の項目は一番下の評価でE、俊敏の評価はDと、この年齢では凄まじく高い評価になるそうだが…一番異常な数値を見せているのが魔力評価のSSなのだろう。一般的にS相当は規格外の力を持つ者の評価で大魔導師でも魔力評価はSランクに満たないのだという。SSの評価になると下手すると神と同等の評価になるそうだ。実感が湧かないがとにかく、とんでもない事らしい…こわ。


「元々異世界から召喚される人は魔力評価Aランク以上の力を保有してると聞きますわ。もしかしたら、貴女は元から高い魔力を保有していて、こちらでお父様の血を吸収したことで魔力保有量が底上げされてしまったのかもしれませんわね…」


えっ、つまりそれって、どのみち私は遅かれ早かれこちらに召喚されていたって事では…ヘルさんは、曖昧に笑うと私から目を逸らす。ご、誤魔化されませんよ。


「でも!力量評価以外でも《能力スキル》や《固有能力ユニークスキル》を既に会得してるだなんて凄いですわ。《固有能力ユニークスキル》に至っては類を見ない、唯一無二の能力ですもの!!」


そう言うと、ヘルさんは私の『個人情報ステータス』の《能力スキル》と《固有能力ユニークスキル》の欄に触れた。すると、記されていた《能力スキル》と《固有能力》の説明文らしきものが展開される。


《能力》

菓子職人かししょくにん……Lv.に依ってお菓子を作る際の成功率が向上する。

薬草調合やくそうちょうごう……Lv.に依って薬品製造の成功率が向上する。

絶対味覚ぜったいみかく……食べた物の味や使用されていた材料を記憶する。Lv.が上がる度に味覚が鋭くなる。


固有能力ユニークスキル

・お菓子な成功……菓子類を作る際の失敗を無くす。



何ていうか…記されている事はもろに私だったのだが、それでもヘルさんは凄い事なのだと言う。なんでも《能力スキル》は適性が無ければ発現せず、Lv.を上げるためには熟練度を貯める必要があるのだとか。ちなみに《固有能力ユニークスキル》に目覚めるのは《能力スキル》が発現するのより、さらに難しいらしい。


まぁー、そんな事を言われても記されている内容が…ね。

お菓子作りと味覚向上、薬品製造…RPGゲームだったら、絶対に必要無い力だと思う。あまり、ゲームをやった事のない私にもそれくらいの事は分かった。

だが、私的には得をする力なのではないか。


そして、最後にヘルさんは《神ノ加護》という項目に触れた。


「どうやら、昨日の内にお父様が貴女に加護を与えていたようですわね。」


「加護ですか…?」


「この世界では、神がたまに気に入った人間に加護を与える事がありますわ。それがここに記されている《神ノ加護》ですの。《神ノ加護》を持つ者は神から特別な力が与えられますのよ。」


そう言うとヘルさんはプレートの《神ノ加護》の欄に触れる。すると、先程と同じように説明文が展開された。


《神ノ加護》

・悪童神ノ加護……悪童神ロキから与えられた加護。物事の善悪が見極められるようになる。


分かるような、分からないような…。物事の善悪と言われても、いまいち要領得ない説明だった。



「ふぅ…これで大体の説明が終わりましたわね。」


そう言うと私達の前に浮かんでいたプレートが自然に消失した。

なるほど、便利かもしれない。


「色んな事を一変に言われてもまだ理解出来ないでしょうけど、徐々に覚えてくれると嬉しいわ。さぁ、ヨルムンガンドが何冊か本を見繕ってくれてるはずですわ。早く行きましょう。」


そう言うと私達は再び、書庫へと歩き始めた。丁度、そこに軽装のフェンリルが向かい側から歩いてきた。だが、私の姿を見ると少し顔を歪めて元来た道に走り去ってしまった。


「あっ…」


「やはり、昨日の事をまだ気にしてるみたいですわね…」


恐らく、それは昨日私が言った事なのだと思った。私が起きた時、彼は私の怪我が治った事を喜んでいた。だが…その後、私はフェンリルに掴みかかり酷い事を言ってしまったのだ。私の命を助けてくれたというのに…本来なら、感謝してもいいはずの出来事なのに異世界に来た不安から、私は彼を酷く罵倒してしまった。その事が、彼の顔を曇らせ、私の罪悪感を掻き立てた。


「あの…ヘルさん、少し待っててもらえませんか…」


私がそう言うとヘルさんは察したのか、優しく微笑んで頷いた。


(私まだ謝ってない!!お礼もまだ言えてない…!!)


私はペコリとヘルさんにお辞儀をするとフェンリルを走って追いかけた。


けれど…


(全然、見つからない!!)


この屋敷広すぎではないだろうか…

フェンリルを探していた私だったが、広大な屋敷から一向にその姿を見つける事が出来ず屋敷の二階の廊下を歩いていた。そして、私が二階の廊下を渡っていた時に窓から目的の彼が屋敷の外に出て彼が森に入って行くのが見えた。


(えっ、あれフェンリル?あっ!ちょ!!)


私もフェンリルの後を追おうと1階に降りて、フェンリルの後を追うように玄関の扉へと向かう。


「ちょっと待って、エリー…」


扉に手をかけた時、後ろから不意に誰かに呼び止められた。

驚いて振り向くとそこには屋敷の主である童神(ロキ)が立っていた。


「ロキ…」


「フェンリルを追いかけるつもりかい?」


ロキは私の目を覗きこみながら、そう問いかけた。


「…はい、言わなきゃいけないことがあるので」


私が真面目な顔でそうロキに言うと彼はにやりと目を細めて私の肩をポンポンと叩いた。


「エリーはいい子だね。…でも、今の君を屋敷の外に出ることは許可出来ないかな。」


「な、なんで!」


「君が一番理解してると思うんだけど、ね。」


そう言われて、私は昨日の窓から覗いた風景を思い出した。

蠢く謎の生き物達に見慣れない景色、ここは異世界であることを…

そして、さらに今の私の縮んだ体では外を出歩くのは危険だろう。


「君を屋敷に閉じ込めるつもりはないけど、何も準備ないまま外に出ることは容認できないからね。外には魔物もいるし、付き添って外出するにしても自己防衛を出来るくらいになってからじゃなきゃ、外出許可は上げられないかな…」


「ごめんね」と私の頭を撫でるロキ。


「今日はヘルの元に戻るといい、フェンリルのことは近い内に僕が機会を作ってあげよう。」


「…はい。」


ロキの言うことは正論で何も言えなかった私は、渋々ヘルさんの元へ戻るのだった。






次回の投稿は明日に2話投下予定です!!

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