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三話食事編

食事…それは異性と付き合う上で避けては通れない壁であり、店のチョイス、振る舞い、食べ方やマナーなど自分の行動が女の子の評価を白くも黒くも変える山場であり試練である。


今日は千代美と食事の約束をしていた。千代美は同じ大学の経営学部一年でありサークルの後輩にである。俺に好意があるらしく二人で食事をすることになった。


~輝家にて~

「これよりNONAME隊の作戦会議を始めるで」

あまりに突然登場したが彼の名前は夏目旬。アダ名はナッツで大坂弁もどきを使うのが特徴である。ちなみに高校の時同じサッカー部であり、サークル仲間でもある。


『どーでもいいがNONAMEはもういいだろう』


NONAMEはそのままノナメと読む。俺がラ○ンの名前のNONAME(ノーネーム)をノナメと読んだことが由来である。


「いやーやっぱ隊長のアダ名を隊の名前にせなな」


『何でもいいが作戦って!?』


「いやな、実は俺の後輩に経営学部がいてな、リサーチしてもらってん」


『流石だな、彼女いない歴5年の副隊長殿』 


「そうやろ。んでな彼女好き嫌い激しくて、苦手なもの多いけど肉は好きなんやて、つまり焼き肉連れてってたら彼女のハートもこんがりってわけや」


『なるほど‼』


「精力つけて、肉をじゅうっと焼いたあとは唇にぶちゅっとかませば百戦錬磨の女の子も落ちるで」


『よしっ早速彼女に連絡だ‼これより焼きにチュ作戦に入る‼』


~待ち合わせ場所○○町~

千代美の服装は赤いセーターに白いズボン、少し巻いてある茶色いロングも中々良いものである。


「輝さんお待たせしました(輝さんのハートを掴むためセーターはおろしたてなのだ)」


『いや、待ってないよ。店は予約したしいこうか』


「えっ、嬉しい‼どこに連れてってくれるんですか?」


『それは着いてのお楽しみさ』


~焼き肉店~


『千代美お肉好きかなって‼こここの辺じゃ有名店で中々予約取れないところなんだよ‼(サプライズアタック‼)』


「ここ、来てみたかったんです(うわっ服オニューなのに‼よりによってこっちに煙がくるのだ)」


『でしょ?ここはね俳優の○○も来たことあるんだよ』


「そーなんですね(先輩ウンチク多いのだ)」


『あっ店員さん石焼きビビンバ二つ下さい‼あっ千代美、ここのあっつあつで跳ねるから服気をつけな‼(優しさ◎)』


「先輩優しいですね(んーなんだろうなあ)」


『肉も美味しいけどビビンバも美味しいね、あっ千代美ズボンに跳ねちゃってるよ、ドジっ子だなあ(気さくさ◎)』


「あっはい…(白のズボンに…ってか焼き肉なら服装変えたのに)」


~帰り道~


『いやー、焼き肉美味しかったね‼(勝率120%だな)』


「ご馳走さまでした(早く帰って洗濯したいな)」


『デザートに君の唇もほしいな(漫画で見たことあるキメ台詞)』


「ちょっ先輩‼恥ずかしいです(くっさ‼ニンニク臭いぱねー‼ついでに台詞も臭すぎなのだ‼」


焼きにチュ作戦失敗、今回は焼き肉ですが他にもお好み焼きやぎとぎとラーメン屋などに行くときは予め女の子に伝えてあげましょう‼その他普段カジュアルな格好の子にはオシャレな所に連れていくとき、周りから浮かないようにサプライズ心を押し込めて予め言っておくのもたしなみというものです。

次回は合コン編をお送りしたいと思います。

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