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二つの心  作者: 赤
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高校3年生

4月、俺は高校に復活していた!大学にだって行くつもりだし、何より後1年しかない高校生活を充実して過ごしたい!



絶対彼女作る!




1年間それどころじゃなかったけど今の俺は普通の高校に戻れたんだ!絶対彼女作る!イチャイチャしたい!クラスをざっと見てると何人かかわいい子がいて、きゃっきゃ笑ってる姿にぽわっとしてしまう。



そんな時だった、女の子達が騒ぎながら窓に集まっている。



「ねぇあそこ!あれサッカー部のマネージャーの青木くん!」

「かっこいい!メガネが理知的でクールだね!」

「なんかっ、青木くんが取ったデータのおかげでこの前の試合勝ったらしいよ!めっちゃIT系じゃない!?」



《おいおいおいおい、せめてサッカー選手の噂をしやがれ!男マネージャーかいっ!》




心の中でツッコミを入れながらどんな奴かとサッカー部をみた。



《マネージャーと、いうことは走り回ってる奴じゃないな・・・あいつか?》



1人サッカー部オリジナルのジャージを上下着てノートを取っている奴がいた。



《振り向け!顔が見えない》




そう思った時、その青木という奴は校舎をみた。




《うわっ、イケメン!メガネちょっ、もっと近くで・・・》




「・・・・・・・ん?今、俺?何て思った?」



俺の中で一瞬時が止まった。




今、俺は、サッカー部の、マネージャーの、青木という奴(男)に、と・き・め・きました。




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