第8話 胸は宝箱です
この作品は作者の妄想からできています。
深読み、深追いは厳禁です。
エルネスにこの森の説明をしてもらいわかったことが幾つかあります。
1つこの森は神獣が守護者になり森を守っていること。
2つ伝承上のユニコーン等の聖獣がいること。
3つエルフは森と聖獣ととても仲が良いこと。
私がとても興味を惹かれたのが神獣という生き物がいるということです。
聞けば最強クラスの強さなのだとか。
「(是非とも闘ってみたいですね。)」
などと非常識かつ物騒なことを考えているとエルネスから声がかかりました。
「あの?あなたは人間ですよね?できれば顔を隠しているものを外してもらえませんか?」
そういえば顔を隠したままでしたね。
人からこの森の事を聞くという目的を果たし為、無理に結界を破壊して侵入する必要はないですね。
それに、エルフ族しか入れない結界ですか。
一つだけ入る方法がありそうですね。
「・・・そうですね。もう顔を隠す意味もありませんね。」
私は両手を上げ顔を隠しているフードに持っていきゆっくりと外していく。
「っ////・・・・・」
顔が赤いですね。
まぁ~気持ちはわかります。
この美少女が本当に自分なのか未だに信じられませんからね。
前の私なら確実に赤面していますね。
そんなことを考えていると、数秒間赤面しながら固まっていたエルネスがゆっくり近づいてきました。
ギュっ
抱きしめられました。
エルネスの特大な胸に挟まれながらその柔らかさと感触をあじわいます。
女性の胸は人類の宝です。
性別など関係ありません!!
この胸に抱きしめられながらこの世界に転性して良かったと実感していると、ゆっくりと開放されました。
未だ手を握っていますが。
顔を上げ、エルネスの顔を確認すると、決意を込めた瞳で見つめられました。
「ルナちゃん」
いきなりちゃん付けされました。
ですが全然嫌ではないですね。むしろしっくりきます。
「私と姉妹の契りを結びましょう!!」
そんなことを言ってきました。