第14話 凄すぎるわよ
エルネル視点です。
誤字脱字が多くなってきましたが、よろしくお願いします。
暇なときにでも呼んでください。
~Side エルネス~
私エルネスはルナちゃんに会ってから驚きっぱなしです。
特にエンシェントドラゴン様に勝負を挑むなど正気とは思えません!相手はこの世界で最強の神獣なのよ!
最初に思いましたが、ルナちゃんはどこか現実離れした思考回路をしてますよ。私がしっかりしなければ!!
エンシェントドラゴン様に勝負を挑んでから、転移で荒野に一瞬で移動していました。
「・・・すごい。古代魔法を詠唱破棄で使ってしまうなんて。」
エンシェントドラゴン様が魔法を使っているところを初めて見ました。まさか古代魔法を詠唱も無しに使ってしまうなんて、こんな相手に勝負を挑んで無事で済むわけがないわ!そう言葉にしようとしたところで今度はルナちゃんに驚かされます。神獣と同格の威圧感を放っているではないか。元人間だなんてとても信じられないわ!
そこからの戦いは私の目で追うことができなかったが、勝負はほとんど一瞬で終わっていました。
・・・開いた口が塞がらないわ。どちらも規格外すぎるわよ!
エンシェントドラゴン様が楽しそうに笑った後、またもや驚くことになりました。
「わしも楽しかったぞこんなに心踊る勝負は本当に久しぶりじゃった。・・・わしの名はエンジュじゃ。お主、ルナとエルネスにこの名を呼ぶことを許そう。」
名前をお呼びするなど畏れおおいです!
「そんな、畏れおおいいです!私共がエンシェントドラゴン様のお名前を呼ぶなど。」
「良いのじゃ。これからは友となろうぞ。」
・・・・・・・・・・・いいのでしょうか?
「そうですか?ありがとうございます。こんな強い友達ができて私も嬉しいですよ。」
私が未だに戸惑っている中ルナちゃんは普通の友達に接しているかのような態度です。
ルナちゃん・・・あなたって子は・・・
本当にすごい妹よ。
~Side Out~