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プロローグ
初投稿です。よろしくお願いします。
見上げればすい込まれそうな程、壮大でキラキラと輝く夜空が広がる。幻想的な星空のはずなのに、私には闇の深さの方が目につく。
私にとっては深い闇だ。
まるで私の心の闇をうつしているよう。
闇に手を伸ばせば、私を元の世界へ連れてって行ってくれるのだろうか。
どうしてこうなっちゃたかな。
ひっそりと誰にも迷惑をかけずに、密かに償いの生活を送るはずだったのに。
小心者の私だからか。
それとも……………。
今世では何か出来る事があるのだろうか……?