【2023年エッセイ書き初め】徹底解説! 2023年エッセイジャンル最速完全攻略速報!!!【大丈夫? Kei.ThaWestのエッセイだよ】
2023年のエッセイ一発目です!!!
皆さん、開けましておめでとうございます!!!
皆さま、新年あけましておめでとうございます!
敵がどんどんいなくなって寂しい。戦うエッセイストのKei.ThaWestです。本年もよろしくお願い申し上げます。
前回のエッセイでも言及しましたが2022年はエッセイジャンル的には本当に不作の年で、このままではタイ米を輸入するしかないくらいの危機的状況でした。
異世界恋愛の台頭とハイファンの凋落という大事件を前に我らがエッセイジャンルにも極めて厳しい氷河期が到来し、若者達が全く就職できずに非正規雇用で糊口を凌ぐしかないようなヤバさをひしひしと感じる一年でしたよね。
その流れを受けて今年も引き続きエッセイジャンルには大寒波が到来中です。
では、苛酷な現状のエッセイジャンルでどんなネタを書けばポイントを稼げるのか。しかも可能であれば日間ジャンル別表紙だけではなく、日刊総合のせめて100位以内くらいは狙えるようなポイントを稼げるネタはどこに転がっているのか。異星人は既にこの星に来訪しているのか。たいへん気になりますね。
任せてください皆さん! 書いたエッセイがことごとく日間一位を取る男、信頼と実績の戦うエッセイストが今年間違いなくポイントを取れる必殺ネタをたくさん披露し、エッセイジャンルで成り上がりを考えている明日のE.YAZAWA達にご教授いたしましょう! やっちゃえ、ザウェスト。
はい、というわけで2023年大ヒット間違いなし! 全米を泣かせる! ポリコレに配慮! 政治的にも正しい最新エッセイ事情大解説、始まります!!!(うおおおおおおおおおぉぉぉぉぉっっっ)←オーディエンスの野太い大歓声
①王道ネタは廃れない
ぶっちゃけ、エッセイジャンルに入り浸ってるヘビーエッセイストの皆さんならお分かりかと思いますが王道ネタなら今でも普通に得点できます。
現状の日間表紙のボーダーはエッセイでいうとだいたい100ポイント前後。安定して一位になるには24hで300ポイントは欲しいところですが、これが200ポイントくらいでも日によっては一位を取れるでしょう。
あなたがもし何度も表紙に載るような有名エッセイストでなければ、とりあえず日間の五位に滑り込むことを目標にしましょう。だいたい10人くらいから評価されれば入れると思うので、新着投稿欄を読み漁るような読者へ向けて刺さるようなタイトルさえつければもう目標達成です。
ネタとしてはなろう批判、極端な創作論、あたりが鉄板でしょう。
なろう批判ネタなら……なろうは似たような作品ばっかり、中学生でも読めるような低レベルな文章、中年独身男性の気持ち悪い願望充足、作者間の不正な相互評価の温床、作者の質が悪い、昔は良かった今はクソ、俺の作品が読まれないのは読者の質が低下したからだ、人気作品以外読まれないのは人気作者のせい、みたいな主語大きめケンカ腰タイトルならまずポイントが入らないという事態は回避できます。中身は適当でいいです。500字~700字くらい書けば充分です。
でもね、最新のなろうの状況=異世界恋愛一強状態を腐してもあんまりポイントは取れません。間違っても“今のランキングは異世界恋愛だらけ”とかいうテーマを扱ってはいけませんよ。
実はエッセイジャンルで言うところの“なろう批判”とはこれすなわち“ハイファン批判”“異世界転生/転移批判”なのです。世間一般がイメージする“なろう小説”というものに対する批判こそが“なろう批判”であり、異世界恋愛ジャンルはこのカテゴリからは外れてしまっているのであまり共感を得られませんしポイントも入りません。
もっと古臭い内容がモアベターです。“なろうのランキングは転生/転移だらけ”“異世界転生しか読まれないなろうはクソ”“追放ざまぁでもう遅いだらけの腐ったランキングに物申す”みたいなのがよいでしょう。これくらいクラシックなタイトルにすれば間違いなく多くのエッセイストが(特に戦うエッセイストと某スコッパーさんが)反応して拡散してしまうはずなので絶対に表紙狙えます。
なろう批判に共感する読者、ならびに作者がどういう人達なのかという点をしっかり認識すれば、一見むちゃくちゃなことを言っているように思える僕の理論も納得していただけるでしょう。
なろう批判をする方々は多くの場合、ファンタジー小説が好きな男性で、結構な読書量があり、自分の審美眼に絶対的な自信を持っており、作品の面白さとはすなわちオリジナリティと重厚な読み味にこそあると考えているのです。
対するなろう小説、主としてハイファンの強みとは、平易な文章で読書量が少ない人にも読みやすく、ゲーム的な要素を含むライトな作風で、設定の共有性が高いので読者の脳のコストをあまり消費せず時間つぶしにちょうどいい読み味、ということになるでしょう。
両者はほとんど真逆の立場にあり、これらを一方的な視点から糾弾することなど本来は不可能なはずです。想定される読者層が全く異なるからです。
ウケるなろう批判エッセイにしたければ、マクドナルドでフルサービスを要求するような内容が正解、ということです。
ハンバーガーは席まで店員が持ってくるべき(俺好みの作品を書かない作者たちはクソ)。
オーダーも席まで訊きに来るべき(俺の意見通りの展開にしない作者はアホ)。
最高級の素材を用いた自家製バーガーを安価で提供すべき(プロ並みの作品をタダで寄越せ)。
少しでも気に入らないことがあったら金は払わないがそれでも文句言うな。営業を続けろ(評価評価うるせぇクソ作者、絶対エタらせるな)。
みたいな感じですね。よくあるでしょ? エッセイジャンルには。
で、上記のような批判は主としてハイファンとかローファンみたいな男性向けに対してばかり行われる傾向にあるんですよね。不思議と女性向けのジャンルに対してはほとんどされない。
個人的にはこれ、なろう小説=ハイファン=男性オタク向けコンテンツに対する差別・偏見みたいなものも多分に含まれていると思っているのですがそこまで行くと別のテーマになってしまうので今回は触れません。
とにかく、なろう批判でポイント取りに行くなら男性向けハイファンを叩くのが正道、ということです。
このなろう批判と双璧を成す大人気ネタが、極端な創作論ですね。
これもたいへんいいネタです。
よくあるのが文頭一字下げや三点リーダの話。あと一人称と三人称の話題なんかもいいですね。群像劇を取り扱ってもいいかもしれません。
毎日更新をバカにしてもいいですし、長文タイトルを殴りに行くとか、セリフばかりで情景描写や心理描写を全然しない作者はFラン大学出身という風に決めつけるのも面白いでしょう。
創作論でポイントを取りに行くなら、現在のなろうで主流となっている作風を徹底的に否定する方向でタイトルを決めるのがいいかと。
たとえば“文頭一字下げしない作者は小説書くな”とか“一人称しか書けない作者は低脳”とか“毎日更新でクオリティが下がる”とかですね。
とにかく、こういうことしてる作者はダメであり失格であり恥ずかしくあり認識を改める必要があるのだということが明確にわかるタイトルが求められると思います。中身は適当でいいです。500字から700字くらい書けば充分です。
②時事ネタは大きく跳ねる可能性がある
エッセイジャンルのもう一つの主流と言えばやはり時事ネタでしょう。
昨年ならコロナ関連、ロシア・ウクライナ戦争関連のエッセイはたくさん上がっていましたね。
最新の時勢についてのエッセイなら読者の興味関心も高く、大きくポイントを伸ばせる可能性があります。
ただしセンシティブな内容になることも多いのでなろう批判よりは遥かに慎重な書き方が求められるかと思います。気軽にデマを流すようなのはNG。特に反ワクとか陰謀論者さんたちは恥を知りましょう。
2023年、時事ネタとして注目しておきたいのは台湾有事でしょうか。我が国の情勢も俄かに緊張が高まっており、何かが始まる気配をひしひしと感じますね。恐らく時事ネタに強いエッセイストさんたちも日々情報収集に余念がないかと思います。
社会評論家を自認する方々は是非ともこういった社会情勢についてのディープな話題でランキングを狙ってみて欲しいですね。まぁ俺は社会評論家とか社会学者とか死ぬほど嫌いやけど。
③ツイッターのバズネタを拾う
昨年のエッセイジャンル年間一位の作品がまさにこのパターンです。
ツイッターで流行したネタに被せて自身のちょっと変わった体験談をエッセイにまとめると、普段はなろうにアクセスしないような人々の流入まで見込めて驚くほどポイントを伸ばせることがあります。
エッセイだけじゃなくて小説の方でも昨年は何作品か、このパターンで評価を著しく伸ばした作品がありましたね。
SNSはWeb作家とは切っても切れない関係。うまいこと使わない手はないでしょう。僕もSNSを上手に活用するために執筆時間を泣く泣く削って日々ツイッターでネタを探し、炎上している創作界隈の話題に油を注ぎ、絡んできたしょうもない奴らをリプライで煽ったりしています。
皆さんもエッセイジャンルで表紙を狙うならSNS上で最新の流行を押さえておいて損はないかと思います。とりあえず僕をフォローするところから始めましょう。
④個人攻撃
やや変則的なパターンですが意外とオススメです。
個人攻撃のいいところは、簡単に炎上させやすく話題がどんどん別の人に飛び火していく可能性を秘めているところです。特に特定のクラスタに所属している個人への攻撃は例年のようにエッセイジャンルを賑わせていますよね。昨年で言えばエッセイジャンルは寡占状態にあるというテーマが大きく燃えたのが記憶に新しい。これも個人攻撃の亜種と言えるでしょう。
個人ないし特定クラスタへの露骨な攻撃や牽制はエッセイストの人格を疑われたり運営に通報されて垢BANされたりといった軽度のリスクを伴いますが反面、コスパはとてもいい印象です。特に普段は誰からも感想一つもらえなくて寂しい想いをしている作者さんにオススメしたい、スパイシーなネタですね。
ちなみにこの戦うエッセイストも何度となく個人攻撃を受けており、エッセイ界隈においては“ザウェストを殴りに行くとポイント稼げる”という福の神的な扱われ方をされているとか、されていないとか……? お前も炎上系エッセイストにしてやろうか!?
なお最後にマジレスしますが個人に対する誹謗中傷は裁判沙汰になることもあり、あなたの人生にとって多大な悪影響を及ぼす危険性があります。エッセイ初心者の方々はこんな自爆芸には手を出さず、地道になろう批判でポイントを稼ぎましょう。
以上、四点。
とりあえず思いつく限り書き出してみましたがこれでもまだ足りないくらい。もっともっと色んなテーマがあるはずです。エッセイジャンルのYAZAWA達は日間ランキングを毎日100位まで読み、その時々の流行をしっかりと押さえた上で執筆に取り組んで頂きたいですね。
ちなみに僕は実際にほぼ毎日エッセイランキングを100位まで見ていた時期があります。そして気になるタイトルを読み、その作品の投稿日時が2017年とかになっていることに愕然とし、エッセイジャンルの話題は延々とループしとるだけやんけ!? という禁断の真実に触れてSAN値が低下したりしていました。そういう経験を得ることでエッセイストとして着実に成長ができるのです。
エッセイだけでなく小説も書いている作者さんは一旦、小説を捨てましょう。エッセイジャンルのランキング戦はなろうの全ジャンルの中でも比較的厳しい方です。具体的にはコメディーやアクションジャンルと同じくらい熾烈な戦いです。しかし厳しい分、ポイント期待値は全ジャンルの中でも異世界恋愛に匹敵するほど高いのがエッセイのいいところ。一度ハマれば一晩に1000ポイントを稼ぐのも夢ではありません(今はほぼ無理)。
では最後に、エッセイジャンルで成り上がるための本当に重要な情報をお教えします。
マジのガチで役に立つやつです。
なろうのトップページの新着作品欄はスマホから閲覧する場合、タイトルが冒頭23字までしか表示されません。
よって炎上ネタの場合、この冒頭23字までに燃料を投下しなければなりません。
出来るだけタイトルの最初に燃やしたいテーマや人物を明記しておきたいところです。
これだけで結果がかなり変わります。パソコンからアクセスする人のことは無視していいです。
僕はエッセイジャンルの全てを知っている超一流熟練エッセイストなので断言できますが、タイトルしか読まずに評価ポイントを入れたり感想書いてきたりする読者は案外多いです。こういう人達もうまいこと活用していくために、タイトルを付け方はしっかり頭を捻りたいものです。中身は適当でいいです。500字~700字くらい書けば充分です。
もう一つ、新着投稿欄からわざわざエッセイを読み漁る読者は相当の変わり者か始めから誰かを殴る気マンマンの荒くれ者かエッセイストのどれかに決まっています(当社調べ)。彼らは常に闘争を求め血に餓えているので、刺激的なタイトルを付けることはこういう野獣を惹き付ける意味でも重要なわけですね。もちろん中身は適当でいいです。
さて、2023年最初のザウェストエッセイはいかがだったでしょうか?
僕は本年度も引き続き、面白そうな話題あれば即刻噛み付く獰猛な論者でありたいので、皆さんもたくさんエッセイを書いて新鮮なネタを提供してくださいね。
まだ見ぬなろうエッセイストの超新星たちが爆誕することに期待して、本エッセイはこの辺でお開きです。
それでは皆さん、エッセイランキングが荒れてる未来でまたお会いしましょう!
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また感想とかアレとかコレとかもお待ちしております!!!
熱いエッセイジャンルを取り戻すためには皆さんの協力が絶対必要!!!
書こうぜ、エッセイ!!!