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旦那三兄弟

作者: けにゃタン

私の旦那は、3人いる。

一人目の旦那は、長男だ。

二人目の旦那は、次男だ。

三人目の旦那は、三男だ。


その旦那たちは、自慢の串で私を串刺しにする。


長男は、甘いタレで私を責め、次男は、塩っ辛い汗で私を包み込み、三男は、ただただ騒いでるだけった。


辛く優しく包み込む旦那三兄弟は、私を時間の渦へと誘った。


翌朝、わたしは海に捨てられてしまった。

私は海底を泳いだ。

海底を泳いでると、網に引っかかり陸に打ち上げられた。


陸に打ち上げられた私は、見知らぬおじさんに助けられて売られました。


売られた私のもとに、知ってる人が立っていました。


その人は、旦那三兄弟の長男でした。

その長男は、叔父さんにお金を渡すと私を引き取ってくれました。


そして、おじさんは言いました。


「白い鯛焼き毎度あり!」


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